松島輪行旅 その3
投稿日 : 2016年05月22日
1
林道は舗装されていない急勾配。
2
心臓破りの坂道をナンダサカ、コンナサカ、とペダルを漕ぐが、小径車では無理があった。
砂利の急勾配では、転がり抵抗が大きいし、ペダルを踏み込むとウイリー気味に前輪が浮いてしまう。
結局下車して歩いてしまった。
3
11:40ごろに山頂の大仰寺に到着。
庭に入るには100円払えと書いてある。
4
徴収箱も坊さんも見えないが、とりあえず入って本堂の前に据えられた賽銭箱に100円玉を放り込んでおいた。
5
で、庭からの風景。
これが四大観なのか?
たしかに見晴らしはいいけれど、期待していたのとは違うなあ。
6
がっかりしながら自転車を置いた場所に戻ると、さらに上に登る階段を見つけた。
20mほどの階段を上ると、そこには朱塗りの観音堂があり、その前には展望台も設置されていた。
どれどれ、たいして登ってはいないけど寺の庭とからの景色とは違うのかな。
7
あー、これはたしかに絶景だ。
晴れて水平線がくっきり見えたらもっと良かっただろうね。
8
海だけじゃなくて、手前の田畑まで含めての奥行き感がいいねえ。
中秋の名月を海に映しながら眺めると、最高だろうねえ。
麗観に満足しながら富山から北へ砂利道を下ったあとは、三陸自動車道に沿った内陸の幹線道を仙台方向に走った。
緩やかにアップダウンしながら、田植えが終わったばかりの農村地帯を抜ける。
里山には藤の花が薄紫のアクセントを添え、カエルがケロロケロロと唄っている。
季節は滋賀より1ヶ月ぐらい遅いのかな。
そういえば、こうして季節を感じる瞬間は神奈川に引っ越してから疎遠になってしまったな。
ゴールデンウィークは滋賀の家を掃除しに帰ったのだけど、夜は周りの田んぼからカエルの大合唱が聞こえて、今の住まいとの環境の違いを実感した。
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