ライディングスポット ツーリングリアキャリア （CRM250R '91～'93）  

・車体の末端部が重くなる
・整備性の悪化
・転倒時にキャリアをヒットしてフレームにダメージを受けやすくなる

そんな理由からこれまでずっとキャリアをつけずにすませてきました。
キャリアがなくても工夫すれば２週間のキャンプツーリングに必要な道具＋一升瓶２本ぐらいならフェンダーにくくりつけて走れます。

ただ、やっぱりキャリアは便利そうだし、これからはダートをがんがん攻めるような機会もないだろうからということで、取り付けてみました。

現在では２型のCRM250Rに対応したキャリアは、ワンオフで作ったりしない限り、新品ではこのブランドしか手に入らないようです。

シート面の延長上にキャリアの上面がくるので、荷物は積みやすそうです。
でも、左に10mmオフセットされているので、よく見るとかっこ悪いです。
オフセット分、長いボルトとスペーサーで帳尻を合わせているので強度的にも不安感が漂います。

そんな寸法の不一致を、取り付け説明書では「車体が歪むせい」と説明しています。
しかし、10mmもフレームが歪んだら、その周辺の部品はあちこちでつぶれたり引きちぎられたりしてしまいますね。
しかも、わたしの車体のゆがみ量がわかっているかのようにぴったりのスペーサーが添付されているなんて、設計段階から寸法が合っていないことの証明でしょう。