バッテリー取り付け（その１）

ＥＴＣ車載器を取り付けるため、バッテリーレスのＣＲＭにバッテリーを取り付けることにした。
バッテリーレスのバイクにはコンデンサが付いていて、灯火類やエンジンマネジメントシステムへの供給電圧を安定化させている。
しかし、ＥＴＣ車載器のような機器は安定動作しないらしい。

用意したバッテリーはブロードというメーカーがリリースするバイク用バッテリー「駆」。
電解液がゲル状に封入されているタイプの最小サイズ、BGZ4B-BSという型番のものを選んだ。
タバコの箱と比べると、幅はちょうど２倍ぐらい、高さはほぼ同じで、厚さが1.5倍ぐらい。
カタログによると重さは800g。

配線用の材料は、0.5sqの二芯コード、コルゲートチューブ、二極カプラ（250型オス側ツメ付き）のメス側一式、250型ファストン端子のメス２個。
0.5sqはちょっと容量的に不安があるが、手元にこれしかなかった。
とりあえずこれを使って様子を見ることにする。
熱収縮チューブも用意したけど、結局使わなかった。

二芯コードを1.5mぐらいに切り、車体のメインハーネスに接続する側は二極カプラを取り付けた。
メインハーネスにつながっていたコンデンサを取り外し、そのカプラにバッテリーの配線を接続する。

コードはタンクとシートの下をくぐらせて、リヤキャリアまで引いた。
バッテリー側はファストン端子を取り付けて接続する。

今回の作業ではバッテリーの固定がキモ。
バックル付きの面ファスナーでリヤキャリアにくくりつける方法を考えてみたけど、なかなかちょうどいい長さの物がみつからない。
試しに一本購入してみたけれど、しっかり取り付けられなかったのでボツ。
別の方法を検討することにした。

続く