ケーブルカー乗りつぶしの旅 その1
投稿日 : 2013年08月08日
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土曜日の昼過ぎに宝塚ICを降り、兵庫県道82号の小笠峠を経由して六甲山へと駆け上がる。
奥摩耶ドライブウェイの終点にあるコインパーキングにエリーゼを停めて散策を始めた。
ヒグラシとウグイスが鳴く中、摩耶ロープウェイの「星の駅」に到着したのは17時過ぎ。
掬星台の広場には七夕飾りが飾られていた。
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掬星台(きくせいだい)からポートアイランドを見下ろす。
17時を過ぎても青い空に白い積雲が浮かんでる。
暗くなる前には確実にふもとに降りられるはず。
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掬星台から西に周り、ロープウェイとケーブルカーと平行して尾根を歩く上野道というハイキングコースを下っていく。
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下り初めて程なくすると三権現社跡にやってきた。
このあたりは昔、天上寺という寺の境内だったそうで、昭和51年に大火事で焼失したとのことだ。
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さらに下ると、かつて「摩耶の大杉」といわれた巨木が立ち枯れている。
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山門も朽ちて、屋根から若い杉の木が立ち上がっている。
神戸というと華やかな街というのがわたしのイメージだが、それとは対照的な風景がここにはあった。
傾いた日差しとヒグラシの声が朽ちた山門の屋根に融けていく。
下る道すがら、登ってくる人とすれ違う。
こんな時間に上って行くなんて…と声をかけてみたら、今夜は神戸で花火大会があるそうで、菊星台から花火見物という算段らしい。
なるほど、それで展望台にはゴザを敷いて場所取りしている家族連れもあったのか。
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1時間ほど歩いてふもとの住宅街に到着した。
途中で東海道本線や阪急神戸線を見下ろせる展望台もあって、俯瞰で鉄道写真が撮れないか試してみたが、あまりいい画にはならなかった。
つづく
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