
梅雨真っ只中なここ最近、週末も雨ばかりで全然走れてませんが、先週は曇り空でこれはチャンス!とばかりに車体を動かそうとしたらすごく重い・・この感触は覚えがあります。調べてみると、やはり後輪がパンクしていました( ノД`)
すぐに修理はしたものの、千載一遇のチャンスを逃したのでまたしばらく走れないかと思っていたら、今週の3連休はまさかの晴予報!1日ツーリングできるこの機会に、ちょっと遠出して和歌山県にある「九度山・真田ミュージアム」と、強烈なアップダウンの道があると聞く、紀ノ川広域農道へ走りに行く事にしました。
東名阪自動車道を亀山ICで降り、名阪国道を進んで「道の駅 針テラス」によりつつ京名和自動車道に乗って「道の駅 柿の郷くどやま」に向かい、そこへバイクを駐車して徒歩で「九度山・真田ミュージアム」へ立ち寄り、紀ノ川広域農道を走って「道の駅 根来さくらの里」をゴールに目指すという、ざっと片道220Km、約4時間ぐらいのルートです。
「九度山・真田ミュージアム」までは約3時間らしく、お昼はその近くにある「蕎麦処 幸村庵」で蕎麦を食べたいので、11時の開店時間に合わせて朝食と休憩の時間も見て、朝7時頃出発しました。

まずは御在所SAに立ち寄り、軽く朝食を食べるつもりでしたが・・「桔平ラーメンの唐揚げセット」でがっつり飯となりましたw 昔から朝は強くて、揚げ物やステーキの大盛りでも平気で食べられるんですが、そろそろ歳を考えなきゃですな(;´∀`)

渋滞もなく順調に走り「道の駅 針テラス」で休憩しましたが、今日は朝から蒸し暑いからなのか、珍しくバイクが少なかったです。今年は和歌山県や奈良県方面へちょくちょく走りに行くようになり、この道の駅の立地や利便性の良さはとても助かっているので、多くのバイカーが集まって来る大きな理由の一つなんだろうなと思いました。

「道の駅 柿の郷くどやま」に到着です。お店では富有柿を始めたくさんのフルーツが販売され、資料館には真田幸村の甲冑が展示してあり、またすぐ近くの丹生川では川遊びをしている人達もいて、とても雰囲気の良い道の駅です。とりあえずここにバイクを駐車させてもらい、まずは「蕎麦処 幸村庵」へ徒歩で向かいます。

町の中を歩いていると、電柱やそこらかしこに真田十勇士の絵や六文銭旗が貼られており、地域を挙げて真田家をPRしているのが感じられました。

開店してすぐの時間ですが、すでに多くのお客さんが入っており、ちょうど私の次ぐらいで満席となっていたようで、噂通りの人気店のようです。

柿の葉寿司が付いてくる幸村御膳を注文するつもりでしたが、朝がっつり行き過ぎたのでここは無理せず、大助御膳を注文。お手頃価格の一品物も多くあり、一般の観光地価格よりは値段を抑えているのも、人気店の理由なのかも?
肝心の味については、私は池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」で紹介されていた、辛いねずみ大根を使った真田蕎麦が出てくると勝手に思い込んでいたので、出てきたのが普通のざる蕎麦でちょっと拍子抜けしてしまいましたが、天ぷらはサクサク、蕎麦も普通に美味しかったです。

「九度山・真田ミュージアム」は「蕎麦処 幸村庵」を出て徒歩ですぐの距離にあり、入場料は500円でした。

入場してすぐ真田3代、昌幸・幸村・大助がお出迎えです。真田家といえば、昌幸の父である幸隆や兄弟の信綱、昌輝も有名ですが、真田昌幸・幸村親子が関ケ原の戦いで西軍について敗れたため、高野山へ配流された後、九度山へ移った時期に大助幸昌が誕生したので、九度山と縁がある真田昌幸・幸村・大助がこちらのミュージアムで紹介されているという訳です。

そんなに広くはない館内ですが、分かり易い説明文やシアター等展示物が多くあり、全部見て回っていたら1時間以上滞在してしまいました。この内容で500円なら、全然安いものです。

歴史好きな長女へ、六文銭と幸村兜は残念ながら売り切れていたので伊達政宗兜のマグネットを購入。予定よりかなりゆっくりしてしまったので、急ぎ道の駅へ戻り、次の紀ノ川広域農道へ向かいます。

いきなりですが紀ノ川広域農道の目玉、アップダウンの激しい区間です。
・・・ちょっと写真が下手すぎて、なにやらよくわかりませんね(;'∀')

これならわかるでしょうか?ジェットコースター道とも呼ばれるここの区間以外にも、急な上り下りの坂があったりします。総延長は30キロ以上あり、交通量も少なく走りやすい道なので、わざわざここを目的に来る程ではないものの、近くを走る機会があればコースに組み込むと良いと思います。
今日は総走行距離445Kmと、久々に疲れるぐらい走りましたので、明日も天気は良さそうですが家でゆっくりしようと思いますw
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SV650X | 日記
Posted at
2023/07/16 01:01:56