
寒くなったり暑くなったり今年は気温が安定しませんが、今日は天気も良く暑くなるとの予報でしたので、今年初めて3シーズンジャケットで走りに行きました。
目的地は、バイク仲間に教えてもらった岐阜県本巣市にある「鷲巣谷第1砂防堰堤」という小さな砂防ダムで、何でもダムの中を歩ける構造になっており、落水する様子を内側から見る事ができるそうな。
名所「根尾谷薄墨桜」のすぐ近くなので、薄墨桜が満開となる4月頭ぐらいに行くのがおススメだよと教えてもらいましたが、調べてみるとすごく雰囲気の良さそうなダムなので、待ちきれず向かってしまいましたw
距離的にそれほど遠くなかったので今日は下道を使いましたが、名古屋市内を抜けてしまえば渋滞もなく、長良川沿いの清流サルスベリ街道を北へ走り、まずは道の駅「クレール平田」で休憩しました。

立地がよく、駐車場が広くて小さいながらも休憩場があるので、よく利用させてもらう道の駅です。ここでは多くの地元野菜が安く売っており、小じゃれた喫茶店「カイジュウカフェ」もあって、常に混みあう人気の道の駅です。

途中揖斐川沿いから、薄墨街道とも呼ばれる国道157号線に入って根尾川沿いを走りましたが、信号も少なく景色を楽しみながらのんびり走れる良道でした😄
「根尾谷薄墨桜」から側道を北へ向かい、小さい橋の手前から「鷲巣谷第1砂防堰堤」へ続く小道を進みますが、道が狭く路面状況が悪い上、落石による石の破片や木の残骸がそのままになっているので、距離は短いですが特に注意して進む必要があります。

「鷲巣谷第1砂防堰堤」へ到着です😄 話に聞いていた通りすごく小さなダムで、見た事のない独特な形状をしています。

ダムの近くには「鷲巣谷第1砂防ダム」のプレートと説明書きがありましたが、汚れと風化でとても読みにくかったです😓 頑張って読んでみると、明治24年(1891)10月に発生した濃尾大地震により、根尾村の山や渓流がすごく荒廃してしまったため、昭和2年(1927)から昭和20年(1945)まで堰堤4箇所、山腹3箇所で砂防のための工事が行われたそうで、はっきりとは記入されていませんが、このダムの原型は80年以上前に作られ、現在の「鷲巣谷第1砂防堰堤」は平成8年(1996)に完成したようです。
また構造図を見るとこの砂防ダムの全高は14m、堤高は11mのようで、土砂を貯めることを目的とする砂防ダムでは、高さ約7m以上のものを砂防ダム、それ以下のものを砂防堰提と定義するそうですが、それなら現在の名称である「鷲巣谷第1砂防堰堤」より、プレートにある「鷲巣谷第1砂防ダム」の方が正確な呼び方の様な気がしますが・・何か理由があるんですかね?

ダムの近くに行ってみると、さすがに重厚な歴史を感じる造りとなっており、雰囲気はファイナルファンタジーやドラクエのダンジョンを思わせます😧

中の通路からは落水する様子を見る事ができる構造になっていて、小さいながらもダムの内側から、水越しに外の景色を見られる場所は中々無いと思います😊 そしてここはとても涼しい!これはたっぷりとマイナスイオンを浴びながら、真夏に涼を得るのに持って来いの場所なのでは🤔
そんな感じで「鷲巣谷第1砂防堰堤」を後にし、帰りも下道を走りましたが、まだ時間があるので昨年工事中だった道の駅「立田ふれあいの里」に寄ってみる事にしました。

思った通り工事はすでに終わっていて、嬉しい事に二輪用駐車場がとても大きくなっていました😊 以前は駐車場の空スペースに5台程度ぐらい駐車できる場所があるだけでしたが、これからはここを待ち合わせ場所にしても良さそうです👍

奥にはとても綺麗な広場や休憩所、市場といった建物が増えていましたが

リニューアルされた販売所は4月25日にオープンするみたいですね。すでに建物内には商品陳列棚やショーケースといった什器が用意されていましたので、また近々来ることになりそうですな。

そして新しくなったトイレの横には休憩所があり、自販機の缶コーヒーが何と100円で販売されていました😄 4月の正式オープン後も、ぜひこの価格を維持していただきたい。
Posted at 2025/03/23 21:25:22 | |
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