
山梨へ一泊ツーリングに行こう!と思い立ち、宿を予約してから仕事中も天気予報が気になって仕方ありませんでしたが、やはりというか週初めからずっと雨予報だったものの、出発日当日はなんとか雨もやみ、週末にかけては晴天との予報になったので、ツーリングプラン東名・中央道コースミニに申し込み、喜び勇んで朝早くから出発したのですが

ツーリングプラン入り口の豊明ICから高速に乗ってすぐ、ポツポツと雨が降り出し「おいおいマジかよ」と思っているとザーッと本格的に降り出したので、急遽予定になかった刈谷ハイウェイオアシスに寄って雨宿りする事に😧
スマホを見ても相変わらず天気予報は晴となっていますが、雨雲レーダーでは所々に雨雲が発生していて、これはしばらくやみそうもありません・・ツーリングの序盤もいい所で足止めをくらい、もう不貞腐れて帰ってしまおうかとも思いましたが、予約してある宿が当日キャンセル100%支払いになるのも悔しいので、ここはグッと堪えます😥

仕方なくもっと先で食べる予定だった朝ごはんをここで食べていこうと、愛知県民にはお馴染み、稲沢市発祥オリエンタルカレーの名古屋飯バージョンを注文🍛食べながら雨がやむのをひたすら待ちますが・・

結局1時間ぐらい待っても雨がやまないので、ちょっと小雨になったタイミングで強行出発。しかし岡崎を過ぎた辺りから本格的な雨となり、天気予報大ハズレじゃん、気象庁仕事しろ!と毒づきながら新城まで進むと、たくさんあるトンネルのおかげである程度雨を避けて走る事ができ

静岡県に入ってからはなんとか晴れ間も見え、これ以降雨が降る事はありませんでした😅 まあ現地に着いてから降られるよりは、出発時点で降られた方がだいぶマシかと前向きに考えながら、下部温泉早川インターチェンジから最初の目的地、道の駅「しもべ」に向かいました。

駐車場に着いてすぐ、人気アニメ「ゆるキャン△」がプリントされた、100円から販売しているありがたい自販機がお出迎え😊

この道の駅「しもべ」は初めて来ましたが、何というか雰囲気が良く、綺麗に手入れされた建物周辺ものどかな感じがして、私は気に入りました🥰

物販店に入ると、ここはいわゆる聖地なのでしょうか、先ほどの自販機同様「ゆるキャン△」がとても強く推されており

お店で販売している商品の7割は「ゆるキャン△」グッズな気がしますw 私も色々各地へツーリングに出かけていますが、あらゆる場所で「ゆるキャン△」とコラボしているのを見かけますので、余程人気があるアニメなのでしょうね。今まで見る機会がありませんでしたが、長女が契約しているサブスクで見せてもらおうかなw

道の駅「しもべ」を出て、本栖みちから精進ブルーラインを走りましたが、富士山が近い割に道が空いていて、幅広の走り易い路面で大小の急カーブが続く、峠好きな私も大満足な楽しい道でした😀 河口湖や山中湖周辺より車もずっと少ないので、バイクで走るならこの道は超おススメです👍

途中トイレ休憩に「八代ふるさと公園」に立ち寄りました。こちらの公園には岡・銚子塚古墳があり

頂上に上って笛吹市の街並みや日本アルプス、また運が良いとリニアの試験走行も見られるようです。綺麗に整備された公園で、頂上は気持ちいい風もあって芝生の上に寝転びたくなりますな。
ちょっと休憩した後、御坂みちを河口湖方面へ走って次の目的地「母の白滝」へ向かいます。

途中「富士見橋展望台」にも立ち寄りましたが、富士山に振られ続けて約三年、今日も雲に隠れて富士山の姿は全く見えませんでした😅 白滝林道に入り、車とすれ違うのも大変な砂利道を進んで無料駐車場に停めましたが、傾斜もあってバイクでもUターンは困難なので、運転に慣れていない人はおススメできない場所です。

眼前には河口湖が広がり、その先には富士山があるはずですが雲しか見えませんw駐車場から細い小道を歩き、鳥居の先には

母の白滝が見えました!マイナスイオンが飛びまくってる感じがするパワースポットで、この先には父の白滝もあるはずですが・・まあ富士山も見えないし、暑いからここまでで😅

せっかくなので、河口湖の人気スポット「大石公園」にも立ち寄りましたが、平日にも関わらずめちゃ混みですごい人!そのほとんどが外人さんのようでした。確かに人気のある場所ではありますが、全国的に見ればそんなに有名とは思えないここですらこうなので、最近ツーリングしていると本当に外人さんが増えたなと実感します。

ラベンダーは綺麗ですが、肝心の富士山は相変わらず厚い雲に隠れていてまったく見えませんw 今日のため山梨県から富士山を見るスポットを調べてきたのですが、いくつかは行くのを中止にしました😅
続いて北上し、青梅街道を経て大菩薩ラインを目指して走りますが、途中にある道の駅「こすげ」で休憩しました。

山梨の道の駅はそれぞれ全体の造りや建物が独特で、名古屋では見かけない珍しい物が売ってますね。お土産にしたい商品もありましたが、荷物の関係で明日まとめて購入するつもりなので、ここではスルーしましたが

自販機の缶コーヒーが100円から売っていて安い!これだけでこの道の駅の評価が私の中で爆上がりですw

青梅街道に入った辺りで16:00を過ぎてしまったので、ちょっとペースを上げていきます。街中では32℃程度の気温でしたが、山の中ではずっと28℃前後で風もあるので、避暑地ツーリングとしても十分ありだと思います。

山梨でも特に有名なツーリングルートの一つ、大菩薩ラインは大きなアップダウンのあるカーブと珍しいループもあり、噂通りの絶景も楽しめる道でしたが、約40Kmほぼ全線が黄色ラインなため、遅い車が譲ってくれないと地獄の我慢走行も覚悟しなくてはなりませんが、山梨に来たからにはここを走らない訳には行きません。

途中、一つ目のループを抜けた先にある富士山の見える展望台からは、山頂だけですが富士山の姿がはっきり見えました😀 この分ならこの先のフルーツラインでも、富士山の姿を見ながら走れるだろうと先へ進みます。

フルーツライン展望ポイントからも富士山の姿がばっちり見えました!ただ時すでに遅し、もうすでに17:30を過ぎており、チェックイン予定時間ぎりぎりになったので急いでホテルに向かいます。

本日お世話になる「ホテル君佳」さんです。一人で宿泊でき、屋根付き駐車場が使えて夕朝バイキング二食付き、お酒も飲み放題で13,000円のお得なバイク旅プランというのを利用しました。

ホテルロビーも広くて綺麗!奥には浮舞台があり、甲斐武田氏のお膝元だけに、信玄の正室である三条夫人がお出迎え。
ちょっと三条夫人について脱線しますが、大河ドラマや歴史小説、嫡男であった義信の死も影響してか、公家の名門三条公頼の娘なのを鼻にかけ、武田信玄(晴信)を甲斐の山猿と罵る、高慢な悪妻との評価が一般的ではないかと思います。
でも実は「三条殿は西方一の美人で、日の光のように明るい京美人であった」と当時の記録にあり、その点をこの浮舞台でも説明していますが、実際信玄との間に三男二女が生まれている事からも、後世の創作による悪評ではないかと私も思います。

宿泊した部屋も一人で使うのが申し訳ない広さで、アメニティも揃っており今までバイクツーリングで宿泊した中でもトップクラスです😀

夕食もハーフバイキング形式で、お品書き以外にも山梨名物のほうとう、パンにカレーやお寿司もあるので、確実な満腹は約束されており

豊富なソフトドリンクに日本酒や生ビール、ハイボールといったお酒類も飲み放題!明日もガンガン走る予定なので程々にはしましたが、遠慮なくいただきましたw

デザート類もケーキやプリン、ゼリーに加え、これはおじさんから子供まで嬉しいアイス棒まで!思った以上の夕食に満足しながら、温泉にもしっかり浸かってぐっすり眠れました。
山梨ツーリング一日目は最初こそ雨に降られて最悪な気分でしたが、終わってみれば道も良くて最後には富士山も見る事ができ、とても楽しく過ごせた一日になりました😊
山梨一泊ツーリング 二日目に続く