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防水を謳いながら一度の雨で二度と起動しなくなった残念ナビに代わり、スマホでのナビを実践すべく色々準備しました。まず一番重要なスマホは振動でカメラがダメになる事があるらしいので、現役で使用しているスマホは使用せず、3年間頑張ってくれた後引退していたシャープ製の AQUOS SHV40 を使用することに。

余談ですが初めて購入したスマホが東芝REGZA、その後京セラ、ソニー等日本メーカーのスマホを使い続けてきましたが、大抵1～2年で故障してやむを得ず買い換えしてきましたので、スマホに関しては日本メーカーはイマイチな印象でしたが、何もトラブルなく電池の持ちが悪くなったからという理由で買い替えた初のスマホが AQUOS SHV40 でした。使い勝手も良かったので、これからもAQUOSシリーズを使っていこうと思っています。


購入したスマホホルダーはカエディア アルミホールド改 USB充電タイプで、バイクに取付ける為の部品は一通り付属しています。スマホの向きは縦横可能、本体はコンパクトですがツメ部を含め全てアルミ製で、爪にはゴムカバーが付いておりスマホへの傷も心配なく、固定用ボルトを軽く回すだけでがっしり固定してくれます。価格も3000円程度とリーズナブルで満足できる商品でした。


スマホは当然シム抜きでの動作となるのでテザリングでの使用を考えていましたが、グーグルマップのオフラインマップをWifi経由でダウンロードして使用したところ、リロードの反応も早く情報量も豊富でしたので、オフラインマップで十分でした。　※その後Bluetoothテザリングで使用するようになりました。

スマホの防水性もお風呂で何度も使用した実績があり、今回のツーリングも途中雨に降られましたがもちろん液晶画面に水が入ることもなく、何も問題ありませんでした。最初からこうしておけば・・・無駄なお金は使いましたが、これからは急な雨でも安心してツーリングができそうです。

最近のスマホアプリ地図はとても性能がよく、ナビとしても十分使えるのは知っていたのですが、私はSV650Xを納車する前にバイク用防水ナビを予め購入していました。

というのも今から15年ぐらい前になるかと思いますが、当時はバイクでも使えるハンディGPSという形でナビが出回り始めた頃で、大体の方向と大雑把な地図が表示される程度の今とは比べ物にならない性能でしたが、その中では幹線道路や大きなランドマークが結構細かく表示される、高性能なガーミン社のMAP60というGPSが発売されました。

これが白黒画面のくせに日本語対応版は10万円を超える高価なものでしたが、方向音痴で地図を手放せなかった私は、これまた高かった覚えがありますがバイク用マウントステー共々思い切って購入し、これで地図を見なくても迷わなくて済む！と喜んだのも束の間・・・たしか購入して半年後ぐらいに、マイタックというメーカーから当時のPDAを使用した、Mio P350という、カラーでより性能が良いナビが5万円弱で発売されて悶絶、しかもこっちも購入するという暴挙に。今でもその時の悲劇は、当時の値段と商品名がすぐ思い出せる程度にはよく覚えています。

そんな過去がある為バイク用ナビを探して見ると、車用ナビ並とはいかないまでも、ツーリングには十分な性能がありそうなナビが色々あり技術の進歩すごいと感動。その中でもPD-003Bというナビは、取付ステー等込みで地図更新3回が付いて2万円を切る値段だったので、これはいいものだと買わない訳にはいきませんでした。

実際取付から3か月程度は何も問題なく快適に使えており、いい買い物だったと満足していましたが・・ついこないだツーリング中に結構強い通り雨が降りだしたので予定を変更して帰宅したのですが、ナビを見るとなにかシミみたいなものがあります。よく見てみると水が液晶画面に入っていました。　
　
え・・あれだけの雨で？IPX5の防水じゃないの？と呆然としていたら、唐突に画面が消え、その後二度と起動することはありませんでした。家に持ち帰り本体の裏蓋を外してみると、シーリング等一切しておらず、中にも結構な水が入っててまた呆然。どこら変が防水なんだか？一応保証は1年あるようですが、手続きが面倒そうなのと修理しても再度使う気にはなれないので廃棄する事に。安物買いの銭失いとはこの事かと、身に沁みて実践してしまいました。