
昨年友達とマスツーリングに行った際、滋賀県の琵琶湖近くでカレーとコーヒーにトーストのみという、シンプルすぎるメニューで勝負しているレトロな喫茶店に連れて行ってもらった事がありました。
そこで食べたカレーが結構美味しくてもう一度食べたくなったので、今日は朝ごはんを抜いてそこのカレーを目的に琵琶湖を目指すことにし、せっかくなので冬季通行止めが解除された鞍掛峠を走って、途中にある道の駅に寄りながら向かいました。

今日はすごくいい天気なのですが風が強く、気温も14℃程度で結構寒かったです。鞍掛峠は今年も引き続き工事を行っており一部で交互通行になりますが、大小のカーブが続き綺麗で楽しく走りやすい道は今年も健在です。

琵琶湖東側から下道で北上していき、まずは最初の道の駅 近江母の郷でトイレ休憩です。結構大きな道の駅で、公園や工芸館、テニスコートなんかもあり、写真の物流交流館さざなみの店内には軽食コーナーもあって朝を抜いてきた私を誘惑しますが、美味しいカレーを食べるためにここはグッと我慢です。
近江母の郷を出発し、15分程北上すると次の道の駅、湖北みずどりステーションが見えてきます。

琵琶湖周辺には道の駅がたくさんありますが、昨年来たときはここで食事した覚えがあります。バイク用駐車場はないようですが、大きな駐車場なのでバイクの皆さんはぽつんぽつんと思い思いの場所に駐車しているようでした。

次の道の駅 塩津海道・あぢかまの里です。ここには多くの食べ物屋さんがあり、実演販売も行っていました。特にご飯を練り合わせたパンを売っている「ごパン」は見た目も良くすごく美味しそうだったので、もうカレーじゃなくていいやと危うく当初の目的を放棄するところでした。

江戸時代に琵琶湖で物資運搬をしていたという木造の丸子船が展示されています。側面に丸太を二つに割ったものが取り付けてあり、丸太が張り出して見えることから丸子船と呼ばれたそうな。
もう空腹が限界だったので次の道の駅、マキノ追坂峠はパスw 帰りに寄れたら寄る事にして目的地に急ぎます。

ようやく目的の喫茶店、その名も「望雁」(モーガンと読みます)に到着です。何でも出川哲郎さんの番組、「充電させてもらえませんか?」で紹介されたそうで、店主がイギリスのモーガン社製の車が好きなので店名にしたのだとか。

007ジェームズボンドのテーマがBGMで流れているレトロな店内は、私の若い頃、昭和時代の喫茶店を感じさせます。中央にある薪ストーブがすごく温かく、今日は寒いのでありがたかったです。

もちろんカレーとコーヒーのセットを注文。今や滅多に見ないポットにルーを入れるスタイルの具沢山なカレーは、変な主張のないオーソドックスな味で、ぜひブラックで飲むことをおススメしたいコーヒーも合わせて1100円と、昨年より100円いつの間にか値上げしているようでしたが納得の美味しさでした。
とりあえず目的のカレーは食べられたので、次はここからすぐ近くのメタセコイア並木に寄る事にします。

紅葉で有名な並木ですが、この季節の新緑もなんだか外国の道を走っているようで魅力的です。昨年11月頃に来た時はすごい数の観光客で賑わっていましたが、今日はそれほど混んでおらず人影のない写真を撮る事も容易でした。

メタセコイア並木の途中にあるマキノ農業公園マキノピックランドで休憩します。二輪駐車場もまばらで、空いている時に来たい人は4月が意外に狙い目なのかも?

マキノピックランド内にある、ジェラート屋さんでさくらジェラートを注文。私は無類のバニラ好きなので、大抵こういう時は迷わずバニラを注文するのですが

実は昨年すでに食べていたのですね(しかもコーヒーモカと合わせてWで!)信頼と実績のあるバニラを当然今回も注文するつもりでしたが、可愛い女の子の店員さんがさくらジェラートは桜餅のような味がして絶対おススメです!と言うので、私がバニラ以外を注文することは本当に珍しいのですが、店員さんのおススメに乗ってみることにしました。
・・・これ美味い(小声)桜餅の味がしつつ、ジェラートに合うよう工夫されているのか嫌味がなく、本当に美味しかったです。ジェラートを選ぶときに店員さんからおススメされるかも知れませんが、これは私もおススメしたいです。

メタセコイア並木に掛けて、フルタ製菓のセコイヤチョコレートがコラボしていましたw 余談ですが娘が小さい頃、一緒に見させられたプリキュアのアニメで、このフルタ製菓のセコイヤチョコレートがCMでバンバン流れていたため、娘が食べたいと言い出したのですが近所ではどこにも売っておらず、仕事で三重に行った際に売っているのを発見して「おおっ!」と声が出たことを思い出しました。これは良いものだとお土産にチョコレートとクッキーを購入したのですが、キャンペーン中とのことでクッキーをもう一箱おまけしてくれました(*'▽')
メタセコイア並木を出て、最後にライダーズカフェ222へ向かいます。

ライダーズカフェの店名通り、お客さんはバイカーばかりです。お店に出ているのは店主一人で私がお店に入った時はそれほど混んでいなかったのですが、しばらくすると混みだして満席となり、その後来店されたお客さんには40分ぐらいの待ちになりますと伝えていました。

店内はバイク用品がディスプレイされ、置いてあるマンガのジャンルもバイク関係が多いです。メニューは和洋様々で値段は結構リーズナブル。望雁でカレーを食べてからそれほど時間は経っていないですが、全然食べられそうなので美味しそうなタマゴトーストとホットコーヒーを注文しました。

注文から会計、給仕まで店主一人で忙しく対応していたので、タマゴトーストが出てくるまで20分ぐらい待ちました。でもメニューの写真に偽りなし、しっかりたくさんのタマゴが乗ったトーストはパンも甘くてすごく美味しく、目の前でサイフォンからカップに注いでくれるコーヒーも十分及第点だと思いました。

行きの時スルーした道の駅、マキノ追坂峠にも立寄ります。大きな駐車場がありますが、ここもバイク用駐車場はないようです。奥には展望テラスがあり、ここから見る琵琶湖の景色が良いそうです。後ここにも米粉パンのお店がありましたね。

という訳で今日の総走行距離は300Kmちょいでした。滋賀には琵琶湖以外にも山が近くて川沿いを走れる気持ちのいい道がたくさんあるので、また琵琶湖の西側へも走りに行こうと思います。
Posted at 2023/04/23 08:24:36 | |
トラックバック(0) |
SV650X | 日記