プラグ交換とエアフィルターの点検
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SV650Xが走行5千Kmの時にプラグを自主点検しましたが、その時は電極も全く減っておらずまだまだ使えそうだったので、清掃だけして引き続き使用していました。
それから4か月程経過し、走行距離は1万Km近くなりましたが、現在も調子よく走れており特に走行中の違和感等も全然無いのですが、メーカー推奨交換距離の2倍走った事になるので、調子が悪くなる前に交換する事にしました。
前に乗っていたXJR1300ではイリジウムプラグを使用していたので、SV650Xもそうしようと思って対応型番を調べていたら、NGKから当時は販売していなかった MotoDX というプラグがあるのを発見。なんでも電極にルテニウムを配合し、従来のプラグの2倍以上の耐久性があって燃焼効率も優れたプラグとの事。
ちょっとお高いですが試してみたくなり、ツインプラグなので4本入りを購入、早速交換しました。
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まずはサイドカバーを外してタンクを持ち上げます。SV650Xのタンク下部はヒンジ式になっており、前部のボルト2本外してつっかえ棒(写真はスズキ純正ステー44574-16G00使用。角材とかでも可)を置くだけで、簡単にプラグへアクセスできます。プラグレンチは16mm、ヘッド側のプラグホールは深めなのでマグネット付が良いと思います。
余談ですがXJR1300に乗っていた当時、色々整備するのにタンクを外す必要があるのですが、大容量21ℓだったので空に近くしてから作業しないと重くて大変でした。その後新発売されたCB1300SFのタンクがヒンジ式になっており、タンクを外さなくても作業できるんだ!とすごく羨ましかった覚えがあります。なのでSV650Xを購入してからヒンジ式だった事を知り、嬉しさ倍増でした。
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エンジンの左右横にあるプラグ2本は簡単に交換できますが、タンクの真下にあるプラグは工具が入り辛く、タンクを外した方が作業し易いです。ラチェットレンチを使用すれば、外さなくても交換は可能です。
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最後の前側ラジエーター裏にあるプラグは、ラジエーターを何とかしないと作業できません。これでやり方があってるのか分かりませんが、私のやり方ではラジエーターを固定している矢印のボルト3本(上側は反対側も)を外します。
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続いて正面から見て右側にラジエーターホースを固定している樹脂製のステーがあるので、これを外すとラジエーターを下側にずらすことができます。
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こうなれば交換も楽々です。ラジエーターの冷却フィンは軽く当たっただけでも変形してしまうので、私は念のためこうやって作業してますが、ラジエーター下側の固定ネジと樹脂製ステーを外すだけでも工具が入るスペースは確保できそうなので、フィンに当たらないよう気を付ければ交換できると思います。
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1万Km近く使用したプラグです。正直まだ使えそうですが、消耗品は消耗しきる前に交換するのがベストですね。ちゃんと計測していませんが、ギャップは広くなっているように見えます。
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エアクリーナーフィルターも点検。一応新品も用意していましたが、前回点検時と同じく全然汚れていませんので、エアブローだけして再利用します。よほど汚れた大気の中を走らなければ、たぶん2万Km程度は問題なく使えそうです。
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※追記
走行距離が2万Kmを超えたので新品に交換。まだ全然使えそうではありましたが、新品と並べるとやっぱり汚れているかな。
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エアクリーナーへの吹き返しを防ぐブリーザフィルターもついでに交換。見た目は綺麗でしたがかなりガソリン臭かったです。
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