プレッシャーレギュレータ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
何をやっても信号待ちでの回転落ち症状が直らない。
コレを換えてアイドリングが安定したことがあるとの情報をいただいたので交換することに。
燃料系統の作業は素人にはリスクが高いのでお店に依頼するつもりが、部品の発注から到着まで二ヶ月弱掛かり車検整備に間に合わず…。コロナめ!
値段も驚きの16,500円。ebayでBosch品があるのですが圧力数値が分からなかったのと、そんなに頻繁に交換する訳ではないので純正品にしました。
ちなみに圧力は300Khp(3.0bar)でした。ebayなりヤフオクなりでBosch品を買えば節約出来そうです。
店にお願いしようかと思いましたが、預け修理になるので仕方なく自分でやりました。
2
まずは燃料ラインの圧力を抜きます。
エンジンを掛けた状態で燃料ポンプを止めるためにエンジンルーム内のF9ヒューズを抜きました。
強制エンストで少しは吹き出すガソリンの勢いと量を抑えられるハズ。
念の為作業中はバッテリーも外しておきました。
※火気厳禁
3
対象物はスロットルの直下にある為、エアクリとスロットルを外します。
クリップで固定されているので抜きます。
サージタンクに繋がっているホースも外しましょう。
4
で、ブツを引き抜くのですがコレがなかなか大変。パッキンがギッチギチで外れない。
デリバリーパイプを破損させると終わりなので、慎重に少しずつ抉りながら外しました。
抜けかかるとガソリンが漏れてきます。
油断していてヤクルトの容器半分ぐらいこぼした…。あぶない。
手早く交換するために新品部品を手元に準備しておきましょう。イメージとしては水温センサーを交換する時の動きですね。
あと、新品部品のOリングにシリコングリスを薄く塗っておくと良いです。
5
外すのは大変でしたが付けるのは呆気なく嵌りました。シリコングリスのおかげかな。
ホースとクリップを戻して交換作業は完了。
ガソリン漏れが無いか確認するためにイグニッションONにして燃料ポンプを回します(エンジンは掛けない)。
私は心配なので何回か繰り返し確認をしました。問題なさそうならエアクリ等を戻します。
こぼしたガソリンが気化して無くなってからエンジンを掛けましょう!
6
作業の為にスロットルを外したので状態を確認してみたら、結構汚れている。ブローバイのオイルがしっとりと。
今回は雨が降ってきそうだったのでスルー。また次回清掃だな。
7
近所を試走して燃えなかったので無事に交換作業完了です。
バッテリーを外したのでECUがリセットされた為、直ったのかは分からず。
50kmほど走るといつも症状が出始めるのでしばらくは経過観察してみます。
———5/21追記———
いつも高速道路を走ったあとにアイドリングがグズり始めるので試走に出かけました。交換して約300kmほど走行。
料金所で加速と減速をして負荷をかけて、道路上では一定スピードを保って様子をみたり。
結果、一般道に降りてもグズらなくなりました。
今までは走行中の信号待ちで一瞬500rpmぐらいまで回転が落ち、その後「カッカッカッ」とエンジンが少し揺れながらアイドリングをするといった状態が出ていました。
プレッシャーレギュレータは燃ポンの脈動を打ち消す作用があるそうですが、バネのヘタリから燃圧が下がり脈動も打ち消せなくなっていたのかなと思ったりしています。
とりあえず車の購入時から気になっていたアイドリング不調は2年越しで完治しました。長かった…。色々交換して遠回りもしましたが車に対する知見が増えて良かったです。
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