ハブ交換 抜き編
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6月5日、タカタにて20度超えの気温の中まさかのベストを超微更新(0.006秒)するという嬉しい誤算がありまして、フロントに245/40-15を入れたのは大正解だったなぁと。
車載動画のURLを貼っておくので是非見てください。
それはさておき、もうそろそろ11万キロに到達するフィットですが、未だハブは未交換という。
前オーナーはサーキット等激しい走行はしていなかったみたいですが、納車されてからだいぶシバキあげて来たので保険ということでハブを変えます。
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自分でやる自信は全く無かったので店に任せようとも思いましたが、金が無いのと職場に使われていない油圧プレスがあったので渋々自分でやることにしました。
油圧プレスのみあれば作業は出来ますが、スラハンが用意できる方はあるとだいぶ楽になります。
後で説明します。
とはいえミスって不動車にはしたくなかったので、たまたま安く出てたGKのナックルごと購入しました。
キャリパーはOHでもしてそのうち売るか自分で使うかします。
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という事で抜き終わりました←
夢中になって作業してたので途中の写真は無いという…
ただ一応説明用の写真は後で撮ったので、それで頑張って説明します。
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そもそも油圧プレスがあることが大前提なので自分でやる方も少ないとは思いますが、作業の詳しいやり方とか誰も出してないので極力分かりやすく説明します。
まずナックル周りについてるキャリパーやらローターやら邪魔なものは全て取っ払います。
スラハン(スライディングハンマー)がある方はブレーキ関連を外してハブナットを緩めたら、ナットを外しきらずに先にここでハブを抜いてしまいます。
※ナット外してスラハン使うと、ハブが抜けた時に反動で吹っ飛びます。
後のプレス作業の時、バックプレートを外せる分固定がめちゃくちゃ楽になります。
僕はABSセンサーも外しましたが、外さずに出来ることがやってわかったので外さなくてもいいと思います。
固着してたら割れるので出来れば触りたくない…
そしたらまずはハブを抜きます。
なのでハブは下に向けて裏から押す感じ。
この時点ではバックプレートが外せないので、どうにか頑張って固定してください。
バックプレートとナックルが密着または距離が近いところに当てると歪ませずにできます。
ハブを抜く際確実にハブベアリングのインナースリーブが引っ付いて抜けます。
最初に裏から押す位置は画像の赤丸の部分。
あのテーパーみたいになってるところをピンポイントで押してください。
それより広い位置を押すと、間にサークリップが鎮座してるおかげで微動だにしないです。
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そうして抜けたハブはこんな感じ。
ハブにハブベアリングのインナースリーブが引っ付いた状態です。
ハブベアリングのみを交換する際、ハブを再利用するならこのインナースリーブのみを綺麗に取らないといけないのでめちゃくちゃ骨が折れます。
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これはもう抜いてしまった後ですが、残ったハブベアリングです。
この玉がある方が外側に向いた状態です。
ハブを抜いた後だと、画像の赤丸の部分にサークリップがいます。
サークリッププライヤーを使って縮めて、その隙間にマイナスを突っ込んでこじって外すような感じです。
固着してたらプライヤーじゃビクともしないので、マイナスを当ててハンマーで叩きます。
するとサークリップが縮むので、頑張って隙間にマイナスを突っ込みます。
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こんな説明で分かりましたかね…
僕的には、油圧プレスの上に複雑な形をしたナックルを固定するのが1番大変でした。
慣れない中ごちゃごちゃやってる内にバックプレートがゴリゴリに歪んでしまったので、1時間かけて板金しました。
ナックルを真っ直ぐ固定して、プレスする位置さえちゃんとしてればそう難しくはない作業です。
プレスがなくてもハンマーでやってる猛者もいますが、初めてでそれはだいぶリスクがでかいので、プレスがなければナックル単体までバラしてショップに持っていくと極力工賃を抑えつつ安心だと思います。
圧入編へ続く
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