バンパーキズ直し
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
不注意で用水路に左前輪を落とし、フロントバンパー左前部にガリ傷を作ってしまいました。しゃがんで覗き込まない限り気づかない場所ですが、これだけの傷を見ると、直さずにはいられません。お金がないので、パテ塗りと塗装で、DIYで補修です。
2
傷と周囲を水洗いした後、180番の耐水ペーパーで、ささくれを取るように研磨。ガリ傷近くに無数の線キズもありますが、後の工程でコンパウンドで傷をならしました。
3
研磨後の状態です。
4
バンパー用うすづけパテを、地が出ているところを隠すように押し付ける感じで塗っていきます。
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パテ塗り終了後の状態。ここまでの作業時間は20分。パテを一昼夜乾燥させる必要がありますが、仕事の関係で次の作業は1週間後。
6
1週間後。
リップスポイラーに傷をつけないよう、マスキングをしてから耐水ペーパーで研磨して平らにしていきます。320番で凸凹を削り取ったあと、600番で段差がなくなるように研磨。表面はとても柔らかいので、削りすぎないよう、こまめに表面をチェックしながらの作業。
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表面は平らになり、大きめの傷はパテで埋まりましたが、小さな気泡が残っていたので、再度うすづけパテを塗りました。
1時間半の乾燥後、再度研磨するとまだ小さな穴が残っていたので、さらに3回目のパテ塗りを行いました。
パテ塗りと研磨をいかに丁寧に仕上げるかによって、塗装後の仕上がりが違ってくるので、この工程は手を抜けません。
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パテ塗り+研磨を3回行ったあとの状態。目をつぶって指で触ると全く段差がなく、ツルツルです。小さな気泡は、もうありません。この日の作業時間は乾燥時間を含めて2時間。この後、一昼夜乾燥。
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シリコンオフで脱脂後、マスキング。バンパープライマーを1回吹き付けて、15分乾燥。
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車体の色を吹き付ける前の下塗り作業に移ります。プラサフを薄く吹き付けます。厚塗りを防ぐため、1回の吹付けは、一往復程度にしています。下地と元からの塗装との境が分からなくなるまで、10分毎に塗り重ねます。
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上記写真のように、3回の吹き付けで、下地と元の塗装との境が分からなくなりました。
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3回目の吹付け後、30分ほど乾燥させてから、マスキングを剥がしました。
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1時間半の乾燥後、1000番の耐水ペーパーで、塗装の境目の段差を取るイメージで、研磨。プラサフは超柔らかいので、削りすぎないように、とにかく優しく優しくこすります。
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1000番の耐水ペーパーでの研磨後。塗装の境目がなくなりました。
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続いて、コンパウンド細目で表面を優しく研磨。少し塗装面がザラザラしているので、ツルツルにする作業です。
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コンパウンドでの研磨後。ツルッツルで、段差も全くありません。角の部分は削りすぎて地が出てしまいましたが、無視します。ここまで作業は3時間。
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いよいよボディー色の塗装です。塗装色は、アイスシルバー・メタリック(G1U)。
リップスポイラーやフロントグリル、ヘッドライトやフォグランプなど、塗装が飛んでしまいそうな箇所はしっかりとマスキング。
その後、シリコンオフで脱脂→ボカシ剤吹付け→直後にボディー色を10分ごとに重ね塗り。
1回の塗装は1往復に抑えて薄く。それを10分ごとに6回繰り返したら、上記写真のように下地の色が隠れてキレイになりました。
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本塗装終了10分後、塗装部分より広い範囲にクリアを10分ごとに4回吹付けた後、すぐに写真のようにボカシ剤を吹き付けました。これで表面のツブツブを消しますが、厚く吹き付けすぎないよう、要注意。ここまで作業時間3時間(うち、マスキング作業1時間半)。この後、1週間乾燥。
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1週間乾燥後の状態。補修跡はほとんどわからなくなりましが、まだ、最後の仕上げ工程が残っています。
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指で触ると表面はザラザラ。この、ザラザラを取る作業が最終工程。
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コンパウンド細目→コンパウンド極細の順で研磨すると、ザラザラが取れ、更に液体コンパウンドで鏡面仕上げ。最後に、洗車後に使っているコーティング剤を塗って作業終了!この日の作業時間は20分。
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離れてみれば、傷は全くわからなくなりました(^^)
満足!
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