F11 常時電源（57番）・ACC電源（44番）取り出し。VANTRUE駐車監視用

F10／F11は常時電源が5番、ACC（アクセサリー）電源が54番ヒューズからの取り出しが定石のようですが、VANTRUE直結アダプターは平型ヒューズ分岐コード（ダブルヒューズ）のL字端子になっているので電流の下流の線の取り出し側面が空いている必要があります。ショップの動画から常時57番、ACC 44番に行きつきました。
情報収集と理解と予習にまる二晩くらいかけましたが、素人判断かつクリティカルな場所なので情報の取捨選択は自己責任でお願いいたします。
ヒューズからの電源取り出しは「向き」や「使ってはいけない場所」があるので要注意でした。
https://www.diylabo.jp/basic/basic-95.html

常時電源の57番はライト系、ACC電源の44番はコンピューター系？とまあまあリスク低めの場所です。
５番は室内灯、 54番はシガー系と鉄板の場所ですが、5番は平型ヒューズ分岐コードの線の取り出しが横のジャンクションボックスに当たって入らないこと、54番は大容量20Aの ACCですが、今回の直結ケーブルは5Aのミニ平型ヒューズ１つタイプなので44番にしました。

VANTRUE 直結電源ケーブル 3芯常時電源ケーブルなど付いたアダプター。オフタイマーで切る時間設定できたり、低電圧オフも、4段階設定できるスグレモノのです。
ヒューズからの電源取り出し初めてだったので電源の上流からの方向の理解（向きがあること）が今回出来ました。
「平型ヒューズ分岐コード」が付いていてオリジナルのヒューズとアダプター向けのヒューズがダブルでコンパクトに付けられるものになっています。線はマイナス側（下流）に出ていますので、エーモンなどでのヒューズの＋側から線が出ていその先にアダプター側の容量のヒューズを付けるものとは、線の出る場所が異なっています。要は＋の印をつけたところがヒューズボックスの＋（電流がくる上流）に向けて付けることになります。

アクセサリー電源につなげる端子はダブルでなくヒューズ直出しのもの。ヒューズの色から5Aと推察。
端子途中から黒いモールドで覆われていてヒューズボックスに奥まで挿さらないので4面をカットしてスリムにしました。
多分ダブターのACCは起動などの判断用で大きな電流は必要ないのでこうなっているのではと推察したので、モールドカットの荒技に。ダブルヒューズ型の取り出し線に付け替えたら尚安全ではありますが、線を切って繋げるものどうかと考えました。

交換したフロントヒューズボックスが理解に役立ちました。裏を見るとヒューズの片側はこれに挿さるコネクターへとつながる為ボックス自体ではどこにも接続されていません。よってこの反対側に電流が来ていて、そこから電源を取り出す事になります。今回の表記では＋と記載してあります。

余談：最初ネットに載っていたヒューズ表で予習していたのですが、57番ヒューズの容量が未記載で適用箇所イラストにも57番が無くて何度も見直していました。
手元のヒューズボックスを見たら15Aのブルーのヒューズが挿さっていて、はたと自身のF11のヒューズ表みたら確かにありました。そうです、F10では使われていないライト類のヒューズのようでした。

使われていないヒューズは、繋げた先に何が有るか分からないので、使っては良くないとのことです。
一方、ダブルヒューズの平型分岐コードなら、車付属ヒューズの所を空のままにすれば、クルマ側に影響無くいけるのでは？と、素人考えなのですがご参考？まで。