純正Gathersナビ オープニング画面変更手順
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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今回はGathersナビのオープニング画像へ任意の画像を追加、変更する方法をご紹介します。
作業するにあたって"zipファイル" "解凍"などといったパソコン上で作業することが理解できている前提での説明となりますのでご了承ください🙇♂️
★必要なものは下記の通り★
・SDカード
・SDカードの差し込み口を備えたパソコン
・ネット環境(純正差し替えファイルのダウンロードや画像編集ソフトを準備する場合は必要)
・オープニング画面に出したい画像や画像を作成するための素材
・やる気
一応参考までに、僕のおシビのナビは
Gathers VXM−215Ciでの動作となります。
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解凍されたファイルを覗くと"Gathers"と"GathersOP"の2つのフォルダが確認できます。
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今回触っていくのはこちらの"GathersOP"のフォルダになります。
ここでポイントなのが、もしかすると機種によっては"Gathers"フォルダ(左側)を使用してナビに表示させている場合がある可能性もあるという事です。
この事はまだ気にしなくて大丈夫ですので、次の作業へと移ります。
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"GathersOP"フォルダを開くと"WVGA_CIVIC2017.GOP"というファイルが存在します。
今回はこのファイルを編集して、オリジナル画像をオープニングに設定出来る様にしていきます。
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このままですと画像ファイルとして機能しないため、拡張子を変更していきます。
右クリック→名前の変更やプロパティで
"WVGA_CIVIC2017.GOP"を
"WVGA_CIVIC2017.bmp"に変更します。
名前の変更で画像の様な警告が出ますが、こちらは"はい"を選択します。
これでファイルがビットマップ画像として機能するようになります。
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無事に拡張子を".bmp"に変更出来ましたね!
ホンダ公式サイトで見れる画像が表示されました。
(ファイル名しか出ないよという方は、画面上の表示設定から大きさ変更すると見えるようになります)
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続いて画像編集パートに移ってまいります。
僕が普段使っているのは2種類のソフト
・Aviutl
・Gimp
となります。
インストール手順書はそれぞれのソフトで検索していただければすぐだと思います。
この2種類を必ず使わなくてはいけないという訳では無いので、他の方法があるよという方はそちらで編集していただくのが吉だと思います。
今回は上記2種類を使用して画像を作成していくのですが、画像編集自体はAviutl以外のソフトで十分代用が効きますので、説明を割愛させていただきます。
Windows標準の画像編集ソフトでも好きなように作れますので、最初はそちらが良いのかもしれません。
次の説明では、表示させたい画像を作成し、出力したという前提でお話させて頂きます。
出力形式は"JPEG"でも"PNG"でも"bmp"でも構わないですが、画像の縦横サイズは元のファイル"WVGA_CIVIC2017.bmp"と同じく"800×480"に揃える事をおすすめします。
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オープニング画面に使用したい画像が完成しました(画像はアルペジオのイオナです🤔)
画像ファイルの名前はこの時点ではお好きなもので大丈夫です。
この状態ではファイルの種類が"JPEG"ですので、続いて二つ目のソフトウェアの"Gimp"で元々のビットマップ画像ファイルへ変換していきます。
もし拡張子が".bmp"の画像として出力済みの場合でも、一つだけ要注意ポイントがありますので、そちらの説明までお読みになって作業してください。
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みこちはいいぞ(違うそうじゃない)
Gimpを起動します。
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起動するとこの様な画面となりますので、説明画像の青い部分、左上の『ファイル』から『開く/インポート』を選択します。
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作成したオープニング画像を探して選択し、右下の『開く』を選択します。
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作成した画像が表示されましたね!
次はこの画像をビットマップ画像(拡張子.bmp)へと変換していきます。
もう一度左上の『ファイル』を選択し、今度は『名前をつけてエクスポート』を選択します。
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画像エクスポート画面が出ますので、こちらの左下にある『ファイル形式の選択』を押し、一覧から『Windows BMP 画像』を選択します。
この時点で保存先の場所を、説明画像中央のリストに設定しておきます。
選択後、右下の『エクスポート』を押します。
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『エクスポート』を押すと、説明画像の様なウィンドウが出ますので、赤丸印の『詳細設定』を選択します。
この設定がミソとなりますので、端折ったりしないようご注意ください🙏
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『詳細設定』を選択すると、この様な画面表示がされます。
おそらくこの時点では、デフォルトで24ビットの『R8 G8 B8』が選択されているはずです。
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デフォルトで選択されているところを赤数字1番の16ビット"R5 G6 B5"を選択し、赤数字2番の『エクスポート』を押します。
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無事に".bmp"(ビットマップ画像)として保存されました。
今回は保存先がデスクトップでしたが、場所がわかればどこでも大丈夫です。
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作成した".bmp"のファイルを選択し、名前と拡張子を変更していきます。
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ここで注意点です。
ナビ側で画像を選ぶ際に表示されるファイル名なのですが、ただ入力しただけではナビに認識されません。
そこで、認識させたい名前の前に必ず
『WVGA_』と入力し、最後の『.bmp』の部分を『.GOP』と変更してください。
ここではファイル名の例として
『WVGA_オープニング.GOP』としています。
繰り返しますが、頭に『WVGA_』尻尾に拡張子『.GOP』を入力し忘れないよう、ご注意ください。
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警告が出ますので『はい』を選択します。
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ファイルの名前と拡張子を変更する事が出来ましたら、そのファイルを最初にダウンロードして解凍したフォルダの"GathersOP"にコピーします。
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コピーされましたら、このファイルが格納されている"GathersOP"フォルダと"Gathers"フォルダ(最初の左側のフォルダ)をSDカードにコピーします。
階層を表しますと
【SDカード】
・Gathers
・GathersOP
→WVGA_(表示ファイル名).GOP
…となるはずです。
※説明画像では元々の画像が表示されたままですが、名前変更で拡張子を".GOP"に戻すとナビ側で再表示される様になります。
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ファイルを保存したSDカードをナビに挿し、設定画面から起動画面変更を行います。
画像選択画面で画像の名前が表示され、押して選択してプレビューが表示されれば設定を行い、全行程が完了となります。
この時点で認識されない場合は、
・Gimpで変換時に詳細設定を正しい値
"R5 G6 B5"に設定したか?
・ファイル名に『WVGA_』と拡張子が『.GOP』となっているか?
・SDカードに入れるものを間違っていないか?
・SDカード上の『GathersOP』フォルダ内にナビに表示させたいファイルが保存はされているか?
上記4点を軸に確認をしてみてください。
それでも不可能な場合は、今回の整備手帳4番目の説明画像左側フォルダ"Gathers"内のファイルがナビに認識されるものとなっている可能性がありますので、お手数ですがもう一度同じ手順で保存先とファイル名をそれにあったものに変えて作成する必要があります。
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余談となりますが、説明画像のように作成したオープニング画像は複数枚入れても問題なくナビ側に認識されます。
これで気分で変更が効きますねw
説明が非常に長くなりましたが、ざっとこの様な流れです。慣れればパパッと変換は出来ると思いますが、一度躓くと大変かもしれません🥹
以上、純正Gathersナビのオープニング画像作成の説明でした!
少しでもお力になれれば幸いです☺️
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