冷却水経路変更
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
吸気温度を下げるため、冷却水の経路をスロットルボディーの手前でUターンさせてスロットルボディーには冷却水が行かない様にしました。
冷却水といっても、90℃程度の冷却水が行くので、寒冷時の凍結防止様らしいですが、静岡県の自分の暮す地域では、氷が張ることもめったにない温暖な場所なので問題ないでしょう。
冬対応の為、バルブで切り替えができる様にしている方もいます。
繋ぎ変えの要領は他の方が詳しく書いているので割愛しますが、写真の青テープと青テープ、銀テープと銀テープがつながっていたホースをつなぎ変えるだけです。
やる方は、エンジンの冷間時に行う様にしてください。
2
繋ぎ変え時に冷却水がホースから出て来てしまうので、、ホースのエンジン側をクリップで挟んでおいてからホースを切断し、ホース接手で接続しました。
この方法なら、こぼれるのは少量です。
ホース接手はアマゾンで1個\199、ホースバンドは近くのホームセンターで4個で\300程度でした。
実際に使ったのは半分でした。
この変更を行う前後で吸気温とスロットルボディーの温度を比較してみました。
条件は、5.9kmの通勤路で定時退社17:00過ぎの運転、通勤時間15分程度です。(時期は8月)
それぞれ気温の近い3日のデータの平均値です。
変更前平均温度
気温:32.7℃
エンジン始動時吸気温:33.0℃
到着時の吸気温:54.3℃
到着時のスロットル温度:62.5℃
気温の低い日の結果も、変更前の温度上昇は同じ傾向でした。(気温:25.0℃、吸気温:25℃→45℃、スロットル:25℃→58.1℃)
変更後平均温度
気温:32.0℃
エンジン始動時吸気温:33.0℃
到着時の吸気温:46.0℃
到着時のスロットル温度:42.5℃
結果を比べると
吸気温上昇:21.3℃→13.0℃
8.3℃の改善
スロットル温度上昇:29.5℃→9.5℃
20℃の改善
測定は、気温・吸気温度は1℃単位、スロットル温度は0.1℃単位の測定なので小数点以下の精度はそれなりです。
変更後は長時間の運転でも、吸気温は走っていれば40℃台、止まっていると50℃を超えることも有りますが、だいたい10℃位下がったイメージです。
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