キャブレターオーバーホール②

昨日の続きになります。
D型パイロットスクリュードライバーを買うのはどうしても値段的に気が引けるので朝からホームセンターに行ってアルミのパイプ(150円ほど)を買ってきました。

6φの短いのがなかったので使いやすい長さの30cmくらいにカット。
もう少し短くてもいいかもしれないけど、車体に取り付けたあとは配線類に邪魔されるので多少長い方がマグナには使い勝手良いのです。

D型に合うように電工ペンチ等で整形して完成。
もはや1分で出来上がります。
ステンレスとかのが丈夫ですけどアルミは柔いので形を変えやすい＆安い。

今回使ったら季節が変わるまで使うことはほぼないでしょう。

そんな道具に2000円前後かけられません。
500円以内ならワンチャン買ってもいいかなと思いますけどね。

さて、ただのアルミパイプにより外せたパイロットスクリュー。

先の方がちょっと白くなってるので磨いて綺麗にして戻します。

標準は1回転と1/2+1/8戻しくらいだそうです。(マグナ50はノーマルエンジン、マフラーがハリケーンのスラッシュカットですが最終的に標準に合わせた状態で問題ありませんでした。)

全部洗浄終わったのでパッキン等新しいものにリフレッシュして組み上げていきます。

カブ商店なる所がYショッピング似合ったのでそこでキャブレターオーバーホールセットを買いました。
1900円くらいだったか。

カブ用ですけど、マグナ全車種に合うそうでトライしたところバッチリでした。

コックのパッキンとか余りましたけども、いつか使うかも的な感じで余ったやつはパーツ箱の肥やしに。

場所によってはゴムパッキンにシリコングリスを薄く付けときました。
塗布しなくてよさそうですけどね。

チョークや各種ホースも戻していきます。
フューエルホースが前オーナーさんが透明のやつにして途中にろ過するやつを付けてます。
普通に黒の一般的なホースに戻したいところ。
理由は劣化(硬化)が早いから。
がしかし、カブに出費がかさんでるので交換はまた今度にはなりますけども…

エアクリーナーボックス等も取り付けて完成です。
インマニの締め付けトルクは10N.mくらいだそうな。
ちょっと分からなかったので気持ちキュッとなる程度に閉めておきました。
この辺は気を使いたいところですね。
後日状態を再確認します。

全部組み上げてからコックをONにしてキャブレターにガソリン送ってセル1発okでした。

近所を10kmほど走って戻ってきましたがオイル漏れも滲みもなく問題なさそう。

エアスクリューは標準で良さそうでした。
アイドリングは今つけてる社外の(多分安物)1800〜2000近いところで調整、今の時期は寒いので気持ち高くてもいいかなと。

ついでに気になってたアフターファイヤー？パンパンなってたのも治りました。


使った工具
ラチェット
8mm、10mmソケット
2番プラスドライバー
マイナスドライバー
自作D型パイロットスクリューパイプ
ヘックスレンチ4mm、5mm