
以前ブログに書いた前脚が極端に短く背骨も湾曲してるオス猫です。
2日前から箱に籠るようになり、痩せてきて昨夜
目の前で横になりました(珍しい)
見ると右腕下の乳頭が腫れてました。

今朝一番に獣医師の元に。「舐めて腫れたかな?」と言った獣医師が患部を見るなり無言。
それで「やっぱり腫瘍か」と悟りました。

息子を14年支えてきた息子の愛猫です。
怖いのは転移してないかでした。
レントゲンの結果、転移もなく超早期発見が出来たので1cmの大きさで済んでるうちにリスクを考えてなるべく早く(転移や悪化する前に)手術することになりました。
ただ、体重が3キロしかないので手術までの10日の間に食事の回数を増やし少しでも体力をつける方向に。
猫の乳癌は10歳を越えると発生率があがります
生後1年以内に避妊したメス猫なら8割以上の抑止力があり(避妊しない場合発生率は7倍)2歳以降の避妊では効果がほとんどないそう。
ちなみにオスの場合の発生率は1%以下、そして怖いのは乳腺周りの腫瘍の8割以上が癌ということ(犬の場合半分くらい)なので、見た目からもおそらく癌とのことでした。

この子もオスで去勢も生後半年で済ませているのに癌になりました。
自分から見せに来てくれたので早く気づいて本当に良かった…
1cmの腫瘍と3cmの腫瘍では術後の生存率が全く違います。
前者は3年くらい。後者は半年くらいだそう。
転移していたら温存療法にするつもりでした。
1箇所手術しても追いつかないからです。
幸い、1箇所だったのとまだ小さい腫瘍のため
獣医師からは「遅くとも7月中には手術したい」
と言われ、改めて緊急性を感じました。
「いつでも都合はつけますので早くお願いします」と告げると10日後の手術。
正直、不安だし怖いです。
それでも…飼い主やパートナーである息子が笑ってないと優しい猫なので逆に心配しちゃうので
前向きに考えることにしました。
高齢で癌になった猫の場合、寿命より長く生きてるという記述もありほんの少し救われた気がします。
人間が元気ないと「呼び鳴き」をしながらおもちゃをくわえて持ってきてくれる優しい子です。
「元気だして(´▽`)ノ」と目の前におきます。
決して遊んで欲しいわけではないのです。

それと、前脚が短い謎も少し解けました。
びっくりしたのですが( °_° )これ、後ろ脚らしいです。
言われると爪の数も形も後ろ脚にそっくり。
獣医師曰く…ごく稀に胎児の時にそうなることも
ほとんどが死産で産まれて14歳まで生きる例は聞いたことがないそうです。
運が強い子なのかな

ブログ書いてたらおもちゃ届けに来ました笑
私が元気なく見えたのかな?
自分の身体を考えてほしいのにどこまでも優しい子です。
そっと置いてペットベッドに行きました。
まだ若い猫さんは大丈夫かもしれません。
それでもいつかは10歳の壁をこえます。
人間の男性でも乳癌にはなります。
猫さん犬さん、ご自身の身体を今一度 大切に観察してあげてもらえたら とつづってみました
Posted at 2022/06/28 17:18:40 | |
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