2021年09月26日
ネットショッピングで実車を見ずに中古車を買った件
車を買うのは15年ぶりぐらいなので、最初は探し方の練習から始めた。
昔はカーセンサーを本屋で買って、ページをめくって探していたが、今はインターネットの時代。カーセンサーとグーネットで取り敢えず検索し始めた。これは実際に購入しようと思っていた時期の半年以上前(2020年7月ごろ)。
2か月ぐらい検索したりメーカーホームページを見たりして候補の車種は絞り込んだ。また、買い方として、カーセンサーやグーネット以外にメーカーが運営する中古車販売サイトがあることも分かった。また、当たり前だが、条件の良い車はすぐにサイトから消えてしまうということも分かった。業販お断りという趣旨の車もたまにあり、一般ユーザーだけでなく業者も中古車サイトを利用して仕入れをしているらしいということも分かった。
更に1か月ぐらいしてから、近くの中古車センターに候補の車を見に行って、外装・内装や座席についたときのフィーリングを確認して、第1候補(旧型デイズハイウェイスターGターボ)を決めた。
その後、購入時期は2021年3月ごろのつもりだったので、車探しはしばらく休止していたが、2021年1月中旬から、感覚を取り戻すためにネット検索での車探しを再開した。この時からは、カーセンサー・グーネット・日産中古車サイトの3つをウォッチするようにした。
1月下旬に買ってもいいなと思える物件が二つあったので、検索の次の段階として見積もりを取ってみた。両物件とも車両状態証明書が開示されており、どちらも日産プレミアム認定中古車だった。
見積もりは、すぐに電子メールで返信されてきた。
片方の物件はネットの情報通りの通り一遍の見積もりだった。
もう一方は追加オプションやら値引きやらネットの情報以外にいろいろ見積もられており、売る気ありますという感じだった。この物件が第1候補だったので、こちらから希望のオプションを連絡して再見積もりを依頼し、変更された見積もりを入手した。
さて、見積もりの次は実車を見に行くことになるが、コロナ禍ということもあり、都道府県を跨ぐ移動はしたくなかった。どちらの物件も他県ではあったが日帰りで見に行ける場所ではあった。
どうしたものかと考えていたところ、第1候補の物件の営業担当者から電話がかかってきた。見積内容の説明の後、「いかがでしょうか?」、「買います」。相手方もちょっとびっくりしたような感じだったが、これで実車を見ずに中古車を買うことが決まってしまった。そして、翌日、購入代金全額を振り込んだ。
このような決断ができたのも、相手が日産自動車販売店であること、保証2年付きの日産プレミアム認定中古車であったことが大きい。地方の普通の中古車業者なら同条件の物件でも見送っていたと思う。
その後、2週間+αで車は陸送納車された。陸送は土日を挟んで足掛け4日かかった。その間に雨が降り、納車された車は汚れが酷かった。ドライバーさんは謝っていた。車をガレージに入れたあと5イヤーズコートのステッカーを見つけた(Bピラーに目立たないように貼ってあった)。コーティング施工がされていることは知らなかった。
更に数日後、やっと洗車したが、拭きあげていて車両状態証明書にはない外装小傷を見つけた。検査員の見落としか検査後陸送中などについたキズかは分からない。この傷があるから買わなかったというほどのことはないが、やはり実車は見ておくべきと思った。また、車両状態証明書では内装について「目立つ損傷はありません」とあったが、図はなく備考欄に「内装傷」と一言で書かれており、実際に車を見るまでは実態(前席周りに小傷が多かった)が分からなかった。
今回の件で分かったことは、ネットショッピングで中古車を買うときは、情報と実態の差異は少しはあるかもしれないということを含んでおくべきである、ということである。
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Posted at
2021/09/28 13:05:33
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