タイヤローテーションのタイミングは、車両取扱説明書を見てもタイヤメーカーのWebサイトを見ても、みんな5000km走行ごととなっていますが、5000kmの根拠っていったい何なんでしょう。何らかの数式があって安全係数が加味されて・・・の結果なのでしょうか。
私はタイヤローテーションをタイヤの寿命を迎えるまでの間に1回しかしません。
つまり、タイヤ交換 → タイヤローテーション → タイヤ交換 というサイクルです。5000kmごとよりは、ずっと長いスパンでしょう。この考え方は、タイヤローテーションの手間を最小にしつつ、タイヤを使い切るという経済合理性に基づいています。
タイヤローテーションのタイミングは、タイヤの残り溝によって決めています。
4本のタイヤの残り溝の平均値が5㎜になったら、タイヤローテーションします。
例えば、新品タイヤの溝が7.5mmあったとします。その後、走行して前輪の残り溝が4㎜、後輪の残り溝が6㎜になったとします。この時が、残り溝の平均値は5㎜ですので、タイヤローテーションタイミングとなります。更に走行して、各タイヤの残り溝が2.5㎜程度になったらタイヤ交換します。
以上の考え方が私のやり方なのですが、少走行の場合、タイヤの減りより先に装着後5年という寿命(参考ページ:
https://www.goodyear.co.jp/knowledge/long-termuseage.html)を迎えてしまいますので、タイヤ交換から2年半経過したら、残り溝の平均値が5㎜になる前にタイヤローテーションすることになります。
これまで冬タイヤは持ったことがなく、スターレット、ティーダ、現在のデイズと乗り継いできました。スターレットの時に、この考え方でタイヤローテーションするようになったのですが、ティーダでは一度もローテーションしたことがありません。ティーダは前後同サイズのタイヤですが、指定空気圧が、前輪2.3kgf/㎠、後輪2.1kgf/㎠で、これを守っていると前後同じようにタイヤが減ったからです。現在のデイズは、タイヤが前後同サイズで指定空気圧も前後同じなので、久しぶりにこの考え方でタイヤローテーションしていくことになりそうです。
ただ、現在のデイズは中古車購入で新品タイヤではなく、納車時のタイヤ残り溝はすべて5㎜でした。このため、次回のローテーション時期はタイヤの製造日の5年後を寿命として、納車日と寿命の日の中間日とすることにしました。
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2021/10/17 12:39:20