2021年09月30日
スターレット→ティーダ→デイズと乗り継いできたが、デイズになって初めて運転が楽しいと感じるようになった。
スターレットは1.3L直4SOHC3ATだった。20km/hで2速、40km/hで3速というシフトパターンだった。つまり50~60km/hが普通に走れる車だった。高速ははっきり言って怖かった。まず、本線合流するために加速車線で40→90km/hぐらい加速しなければならない。そのため、アクセルを踏み込んでキックダウンすると2速になる、2速はふつう40km/hまでだから、エンジンは普段の2倍以上回る。回転計はなかったので、実際の回転数は分からないが5000rpmぐらいは回っていたと思う。高回転が得意なエンジンではないので、運転しているほうはあまり楽しくない。一度、名神の追い越し車線を走り続けたことがあるが、風切音がすさまじいのと、車体がリフトしてサスペンションが伸び、宙を舞うような接地感で、非常に怖かった。当然、エンジンは5000rpmぐらいで回り続けているし、ロードノイズもすごい。
運転しても全然楽しくない車だった。
こんな経験から次の車はティーダにした。カタログにはゼロリフトと書いてある。エアロなしのノーマルでも空力特性が良いのだ。エンジンは1.5L直4DOHCで高回転まで対応できるし、ミッションはCVTだった。ティーダにはスポーツモードがあり、高速合流や下り坂で活用できた。高速合流は加速開始時にスポーツモードに入れ、アクセルを少し踏み込めば、あっという間に40→90km/hの加速をこなして、余裕をもって合流できた。本線上はノーマルモードに戻すが、100km/hでも70km/hぐらいの感覚で走れた。ゼロリフトは本当で高速走行はとても安定していたし、風切音・エンジン音とも静かだった(ロードノイズは結構大きかった)。ティーダは乗り心地もよくとても良い車だったが、高速合流の一瞬だけ最大トルクを使っていただけで、運転を楽しむというより余裕を楽しむ車だった。
ティーダも長く乗って古くなったし、家族も減ったしで、維持費低減のため軽乗用車に買い替えることにした。アルトやミラだと室内が小さすぎてティーダとの落差が大きいので室内が広いハイト系のボディ、我が家の周辺は急坂が多いからエンジンは十分走れるようにターボという条件で、デザインや価格を考慮してデイズを選んだ。乗った第一印象は「運転席狭い!!」だったが、室内空間に体が慣れてくると運転がとても楽しいことに気が付いた。少しアクセルと踏み込んだだけでエンジンは最大トルクの3000rpmになり加速に爽快感がある。かつ、3000rpmしか回っていないから無理して回している感もない。エンジンの最大トルクを普通の状況で使えて余裕も感じられるから楽しいのだ。高速走行でも接地感は安定していて風切音も気にならないのはエアロのお陰か。遮音性が低くてロードノイズが大きいから静かなタイヤに変えればもっとよくなりそう。楽しめる車である。
Posted at 2021/09/30 13:24:47 | |
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