今日、炎天下と雨中を走行して、天井デッドニングの問題点が露呈した。
1.サンバイザー付近に熱がこもり、運転席に座っていると額に熱気を感じる。
天井の吸音断熱・遮熱対策をしたとき、吸音断熱シート・保温アルミシートをサンバイザーとルームランプの手前までした貼らなかったのが原因。

↑天井内張前部、ルームランプの穴の手前までしか吸音断熱シートを貼っていない。

↑分かりにくいが、吸音断熱シートの上しか保温アルミシートを被せていない。
天井の吸音断熱・遮熱対策をする前は天井全体が熱かったが、遮熱対策をした部分の温度上昇が抑えられ、遮熱対策をしていないサンバイザー付近の熱が目立つ結果となってしまった。
追加の対策として、サンバイザー、フロントルームランプ、助手席アシストグリップ、Aピラー内張を取り外して天井前部を少し下げ、吸音断熱シートと保温アルミシートを追加してやると良いと思われる。
2.ラゲッジスペース最後部の天井から雨音がする。
ルーフの最後部は外板とフレームの2重構造になっている。

その隙間の空間で雨音が響いていると考えられる。雨音を消すには外板にノックスドール3100を塗布する必要があるが、構造上不可能である。
対処としては、天井最後部に吸音断熱シートと遮音シートを追加して、雨音を吸音・遮音することが考えられる。
天井以外にも以下の問題点がある。
3.前輪からのロードノイズが目立つ。
後輪については、ラゲッジスペースフロアとリアシート下フロアにノックスドール3100を全面塗布して、制振、遮音しているので、ロードノイズは聞こえてこないが、前輪については、運転席と助手席の足元のカーペット下に遮音シートを敷き込んでいるだけで、遮音対策は十分ではない。前輪タイヤハウスの遮音処理が必要と思われる。
4.エンジン音、CVT音(エンジンブレーキ時)が目立つ。
これは運転席の方が顕著である。助手席はグローブボックスが遮音物として機能しているようで、それほど気にならないが、運転席は足元が伽藍堂で、かつ、エンジンルームとの隔壁の遮音性能も十分ではないようで(ニードルフェルト+ゴムシートが施されているようだ)、足元で音が響いてしまっているように思う。ステアリングホイール下のパネルの裏側には吸音材が貼ってあり、吸音対策はなされているが十分とは思えない。
エンジンルームとの隔壁の遮音性能を上げるのが一番であるが、対策は難しそう。
Posted at 2022/06/25 17:25:45 | |
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