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イイね!
2012年05月03日

運命の日!?

運命の日!? この記事は、再現 1971年日本グランプリを観よう!について書いています。

 今日は何の日? 毎年この日は運命の日(いつの昔か?)
今日も外は雨、その書籍やDVDを見て過ごす。日本の自動車産業そしてモータースポーツの原点とも言える、1964年、第2回日本グランプリの日。それ以降日本に定着したモータースポーツと自動車文化は、その数年後の1969年にはいよいよ国際レースの格式でグランプリを開催するまでの発展、まさに「日本グランプリ」の日。

 そんなモータースポーツの発展とともに注目をあびたスカイラン(画像:いつか聖地にて)だったのですね!

 おりしも、今日、5月3日はその第2回、また以降も開催された日本グランプリの日です。今日は昨日購入した書籍でも眺めて過ごそうと思う(スカイラン?今さら感はあるのですが、歴史を作ってきた方々の、昔の礎として肝に銘じておきたい。)



↑左上の書籍「スカイラインを超えて(片岡英明著)」、実はどこかで見た記事が多く、手短に読み終えてしまったのだが、晩年の櫻井さん(故人)が電気自動車を開発したいと想っていたことには、意外にも感銘(あと10年でも長生きしていたら・・・)。片岡さんの「あとがき」、日本の産業立国としての立場、目指すべき技術先進国であることへの期待と危惧には同感です。古い記事だけとは思えない、あらためて知ることができた、この日(5月3日)でした。


-----THE SKYLINE Symbol of 25 Years of Quality(Since1957) 講談社より-----

英雄の誕生 ゴーヨンビーへの狂熱の賛辞

熱狂的な拍手で迎えられた S54の初舞台

スカイラインが本格的な体制を組んでレースに参加したのは、昭和39年5月の第2回日本グランプリレースが最初である。昭和38年10月、第2回GPに向けてプリンスチームの基本的な方向を決めた際、早くもGTカー生産の構想が起案されていた。この年の10月から12月にかけて、プリンスチームはスカイライン1500DXを鈴鹿に持ち込み、テストを重ねていた。
 (中略)・・・同時に、イタリアのエドアルド・ウエーバー社製のツイン・チョーク・キャブレターの研究とテストを行った結果、G7エンジン+ウエーバー・キャブレターがベストであるという結論のもとに採用を決定した。スカイラインの全長を200m/m延長し、G7型エンジンを搭載。フロント・ブレーキはデユオ・サーボのままでドラムにはアルミ・フインを設けた。こうして生まれたのが初代スカイラインGT(S54Ⅰ)であった。

17万観衆を興奮のルツボにたたきこんだ
決勝のデッドヒート

いよいよGT-Ⅱレース決勝は5月3日に熱戦の幕が切って落とされた。スカイラインGTは7周目のヘアピンでポルシェ・カレラをとらえて抜き8周目の大部分の間、カレラをリードするという白熱したレース展開を見せたのである。
純粋のレーシング・GTマシンと生産車ベースのGTの差・・・・。その大きな差を感じさせずに手に汗握るデッドヒートを演じ惜敗したスカイラインGTの健闘に17万人の大観衆は拍手を惜しまなかった。このレースは、日本の戦後のモータースポーツ史で最初の、そして最も感動的な場面として永く語り継がれていくことになる。

5月3日第2レース
グランドツーリング(GT-Ⅱ) 結果(16周)
総合優勝 (1) 式場壮吉 ポルシェ・カレラGTS904 45分29秒9
   2位 (39) 砂子義一 スカイラインGT 45分39秒3
   3位 (41) 生沢 徹 スカイラインGT 45分58秒8
( )はゼッケン
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Posted at 2012/05/03 12:38:21

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この記事へのコメント

2012年5月4日 21:53
69年、71年の日本グランプリも、ある意味で歴史を変えた、作ったレースでしたが、この71年は特にツーリングカーレースに於いて、印象的なレースが多かった様に思います。

なんたって日産の黄金期の「510ブル」、「KPGC10」、「240Z」と涙が出そうになるくらいのラインナップですからね。

ところで、お持ちの書籍などの画像ですが、どれもこれも僕の所有するモノと・・・・

ツボを押さえているなぁって感心、いや感動しきりです。
コメントへの返答
2012年5月5日 22:05
コメありがとございます。
71年のツーリングカー(TS)、確かに肉薄したレースに興奮したことでしょう(その当時、ナマで見ていた徳小寺さんが羨ましいです)。

そうでしたね!510ブルからハコスカ、240Z(S30)と今でも現役の旧車群。やはりリアルタイムで見ていた頃が懐かしいです(今は遠い昔!?)。

私も買い集めた書籍は年々増えているように思います。自分の記憶装置(メモリー)が使えなくなったので、ついつい頼ってしまう(買い集めてしまう、この頃に反省しています、苦笑)。

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