
先日の
ブランド復活ニュースから。。。。♪
懐かしい「DATSUN by Nissan」のオーナメントを探してみた。
1980年頃から日産のブランド戦略、「NISSAN」ブランドの統一に先駆けて、海外向け車両に着けていた物。
画像)ニューヨーク、マンハッタンを走るフェアレディZ「DATSUN 280ZX」。 DATSUNの下に小さく ”by NISSAN”の文字がその証拠です。
さて、そのブランド戦略について思い出すブツ。
土曜の午後に書籍の山を見繕ったら出てきました。
↓日産自動車50年史「21世紀への道」(昭和58年12月26日発行)
↓最初のページには街の様子、都内、新宿界隈。白いローレル(C130)が時代らしい。
↓輸出が好調のTVニュースでよく出た本牧の輸出埠頭も、パルサー・エクサ(N12)。
↓国内ではブルーバード(910)の販売が絶好調の頃でした。
↓海外ではこんなページも、表紙のロケ地で走るフェアレディZ(S130)。
↓もちろん記事も、ダットサン全盛期の話題も・・・。
その、50年史のページから・・・。
後半のページにある、「グローバル企業への展開」の第9章
■DATSUNからNISSANへ
各メーカーが少しでも優れた製品提供しようとしのぎを削っている世界小型車競争の中では、商品の背景にある企業への信頼感がモノをいう。
従来、日産車は海外で”DATSUN”ブランドで販売されてきた。その結果、DATSUNは性能と品質に優れた日本車の代名詞として親しまれるようになったが、一方、日産自動車がそのメーカーであることを知る人は少なかった。
このような背景から当社は、真に総力を発揮するためには企業名とブランドを結びつけることが不可欠であると判断し、創立50周年を期して、輸出車のブランド名を”NISSAN”に統一することにした。
と、締めくくっていたのでした。
いまだに思うのは”DATSUN”のブランドを簡単に止めてしまったこと。
やはり世界基準とお客さま目線で考えると、”NISSAN”よりも”DATSUN”でしょう。
当時のクルマはこちらからも見れます(
日産ヘリテージコレクション)。
↓詳しくは、「脱兎のごとく『日産自動車前史』」から、どうぞ!!
Posted at 2012/03/24 20:22:04 | |
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