PIVOT 3-drive・ BLP取り付け、非対応車への挑戦8
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このスロコンの簡単な説明をすると、まず既存のスロコン機能としてスポーツモードが1~7段階、エコモードも1~5段階選べるようになっています。
さらに赤い丸いボタンを押すとオートブリッピング機能がONになり、設定速度以上でブレーキを踏みながらクラッチを踏むとオートブリッピングが動作します。
ブリッピング機能は細かく調整出来るようになっていて、アクセル開度30%~50%、動作時間0.2~0.6秒、最低速度30~60km/hと好みに応じて調整出来るようになっています。
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PIVOTさんのHPの画像です。スポーツモードとエコモードの違いをグラフ化させたものです。
まだ取り付けたばかりなので色々試している最中ですが、スポーツモード3ぐらいが街乗りにはちょうど良いような感じに思えます。
元々20Sは普通に乗る分には申し分ないパワーなんですが、スポーツモードにするだけで立派なスポーツカー気分になれます。たかだか3万円の投資でドカンと加速するのでコスパ良すぎますね。
意外だったのはエコモードのメリットです。アクセルの反応が鈍くなる分、変速時のショックが無くなるので同乗者には良いかもしれません。それとアクセルをたくさん踏めるようになるので、脳内スポーツモード(実際は遅いけど)になるところも変わった意味で面白いです。
スロコンは前の車にも付けていたので、自分にとっては必須アイテムではあるんですが、ボタンひとつで色んな乗り味が楽しめるわけです。こんなに素晴らしいパーツは他に無いです。
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PIVOTさんの配線図をMAZDA3モードに作り替えてみました。
アクセルは専用ハーネスTH-2Bを購入して、そのままポン付けします。
クラッチ信号は車両側クラッチハーネスの赤と黒のうち、赤色を分岐させて、スロコンのクラッチアダプターの茶色と接続します。その際、紫色の配線は使用しないのでビニールテープ等で養生しておきます。
ブレーキハーネスからは4本(緑・薄緑・灰・黒)あるうち、緑が常時12Vで灰色がブレーキ信号になるのでそれぞれ分岐してきます。緑はユニット本体とクラッチアダプターへ、車両側の灰色はユニット本体の灰色へ接続します。
最後に車速信号はメーター裏の一番細い紫色の配線(端から4番目)から分岐して、ユニット本体のオレンジ色と接続して終了です。
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説明書に該当しない項目として車速パルス設定があります。これは何の設定をしているかというと、オートブリッピングが動作する最低速度の設定のようです。
P-2からP-16はそれぞれ周波数の違いで車両毎に決まった周波数に合わせる流れなんですが、MAZDA3は何パルスか分からないわけです。
実際に試していくとP-2とP-4でブリッピング出来たので、答えはP-4ということになります。P-2ではP-4の半分になるので、最低速度を30km/hに設定すると、実際の動作が15km/hになってしまいます。これでは不必要にヴォンヴォンとなるので実用的では無いですね。
MAZDA3はP-4が正解です。
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いよいよ大炎の終焉です。
つい先日このスロコンを取り付け出来て、熱も冷めやらぬままこの記事を書き上げました。
ここはブログというより「整備手帳」というくくりなので、後で振り返りながらちょこちょこ修正していこうと思います。それと勢いで書き続けてきたので、間違ってる部分もあるかもしれません。マネする人は自己責任でお願いします。
スロコンは楽しいですが、オートブリッピングは「超」楽しいです。街中でヴォーンとさせるのもどうかと思うので、ちょっとした山道に入ったときですね。コントローラーの丸ボタンスイッチとともに、気持ちのスイッチもONになって人馬一体を楽しんでいます。
興味のある人は頑張って取り付けて!とは気軽に言えないレベルのDIYですが、MAZDA3のMT乗りの人には、というよりもMT全般ですね。オートブリッピング付きのスロコンほどMTの楽しさをUPさせるパーツは無いと思います。
PIVOTさんにはぜひMAZDA3専用ハーネスを作って頂き、この車の新しい楽しさを広めて頂けたらなと思います。おそらくMAZDA3は細く長~く愛されるはずなので、必ずニーズはあるように思います。
以上長々とこの項目にお付き合い下さりありがとうございました。
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