
5年乗ってきました、LS600hですが、いよいよお別れのときが迫ってきました。
40系LSとしては、前期、中期、後期とすべてハイブリッドのLS600hを乗ってきました。
前期と中期は、車検は経験しなかったですが、後期は、2回の車検を経ましたが、本当は、2回めの車検前に、さようなら・・・するつもりだったのですが、諸般の事情により2回目の車検を先日、受けることに。
そんな40系後期と、いよいよお別れのときが近づいてきました。
40系後期のインプレは改めて、行いたいと思いますが、ほんとよく出来た車だと思います。
前期、中期は明らかなシャーシ剛性不足で、前期は脚がヤワすぎ、中期は硬すぎ(←特にダンロップの吸音スポンジ入りの純正タイヤとの相性が悪く・・)で、走行性能は、イマイチだった・・と言わざるを得ませんでした。
しかし、後期になって、誰でも分かるほど、シャーシの剛性がグッと上がって、凹凸でシャーシがブルっていた感じがほとんど無くなったのに加えて、足廻りのチューニングも進んで、乗り心地と走行性能がバランスが取れたため、街中から、高速まで疑問のない走行性能になったので、5年以上乗っても古臭く感じずに毎日乗っていられました。
ただ、これは、タイヤをミシュランのPrimacy3に換えたのも功を奏したと思います。
LS後期とミシュラン Primacy 3の相性は良かったと思われます。
特に、高速での安定感は、Primacy3によりより高まったと思われます。
後、動力についても、前期、中期、後期と全く同じの5.リッター2UR-FSEとハイブリッドシステムですが、かなりフィーリングが違っています。
とにかく、前期は酷いもので、信号待ちでいきなり回転数が上がったり、なかなかEVモードに遷移しないなど、疑問の多い物でした。
これが、中期では、ほぼ不思議な挙動は無くなったのは良かったのですが、何故だが、回生ブレーキのチューニングが変わったのか、リニアリティーに欠けたブレーキングとなってしまって、結局、疑問が残るものでした。
これが、後期では、回生含めたブレーキングも自然になりましたし、ハイブリッドの制御も全く疑問がないものになりましたし、何にしても、SPORT+にした時のレスポンス感は、なかなかの刺激的な物で、Fスポーツでも無いのに、ちょっとだけ運転が楽しめるモードとなって、実際、高速やワインディングでもやや楽しめる物になっていたのは、ちょっとビックリでした。
ただ、そんな後期で残念だったのは、スピードメーター周りのインパネです。
中期では、折角、フルLSD化したのに、後期では、前期と同じような普通の針式メーターに戻ってしまった感じで、しかも、それに従って、ナビの誘導画面も省略されてしまったのは、はっきりと、デグレしたと感じる部分と感じました。
ただ、後期で大型&ワイド化したナビなどは、前期や中期より見やすさや使いやすさを増したので、全体としては良かったと思います。
中期は車の出来としては、ややイマイチでしたが、このスピードメーター周りのインパネは、結構、好きでした。ちょっと見たこと無い、小さなタコメーターも結構、好きでしたし。
とにかく、もし、これから、40系LSを狙う方がいらっしゃるようでしたら、後期を強くおすすめします。
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LS600h | クルマ
Posted at
2018/01/06 23:37:17