
NewLSですが、どうやら、初期ロットにありがちの設計不良が発覚したようです。
場所は、グローブボックスです。
あろうことか、グローブボックスが走行中に開いてしまいます・・
走行中に突然開いてしまう現象に10回以上も遭い、安全上も良い状態は言えないものです。
実際、閉まっている状態でも、グローブボックス全体を、手をかけて手前に引っ張ると、割りと簡単に開いてしまいます・・・
早速、ディーラーに直訴した所、更にあろうことか、
20台納車中、3台が同じ症状が出たと、ユーザーさんからクレームが有ったとの事。
ある意味では、私の個体だけの問題ではないのか・・という事がわかると、変な安心感を感じたんですが、同時に、やっぱり、初期ロットは・・・という、残念感も湧いて来たりしました。
ディーラーでは、原因も対処方法も分析済みでしたので、とりあえずの対処方法を行なって貰う事にしました。
既にトヨタの関係部署には、ディーラーから報告済みとのことですが、当然、恒久対策はまだなく、部品交換しても同じ症状が出てしまうだろう・・というのが、ディーラーの判断でした。
それで、まず、原因ですが、グローブボックス側の向かって左側(助手席側)の可動式のストッパー機構がうまく嵌合しておらず、走行中に段々とズレて来るそうです。
この際、LSらしい?、複雑な機構が災いしたみたいですが、片方のストッパー機構が、可動すると反対側のストッパー機構が連動動作してしまうので、ストッパーが外れる方向に動いてしまい、開きやすくなるそうです。
要は、走行中の振動などで、もともと嵌合の悪い、助手席側のストッパーがズレくると、段々と内側に押されて稼働することにより、運転席側のストッパーも一緒に可動してしまい、グローブボックスが開いてしまうという仕組み?だそうです・・・・
そもそも、設計通り、助手席側のストッパー機構がきちんと嵌合していれば、絶対に開かない訳ですが、それがそうなっていないのが大問題なわけですね。
で、対処療法は、助手席側のストッパー機構が働かないように、受け側の部品を取り外してしまうという大胆な物です・・・
要はこんな感じになります・・
因みに、運転席側の受け側の部品はこうなっていますが、これが助手席側にも同じ物がついています。
これにより、助手製側のストッパー機能が機能しなくなるので、振動でずれてストッパーが稼働することもないので、運転席側のストッパーの嵌合状態が保たれ、グロープボックスは晴れて?開かなくなるという事です。
実際、この対処療法以後は、全くを持って開くことはないのです。(当たり前ですが・・)
ただ、当然、見栄えは悪いし、運転席側だけのストッパーでグローブボックスを抑えている事になっているので、グローブボックスが歪んでくる可能性がありますね・・
とりあえず、暫くはこれで我慢するしかないですが、早急に恒久対策が出てくることを望みたいです・・・・
Posted at 2012/11/28 02:08:31 | |
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