
NewLSですが、発注時に、内装色についてはさんざん、悩みました。
前期、中期はメローホワイトをベースにしており、木目は、前期はアッシュバール(ダークブラウン)、中期はウォールナット(ダークブラウン)と、オーナメントパネルは、単純にブラウンに決めていました。
後期を発注の際、流石にメローホワイト皮色は、いい加減飽きたし、ブラックはセルシオ時代に乗っていましたが、余りにも普通すぎて、端から選択肢には入れていませんでした。
で、ここは割りとすんなりと決まり、新色となったトパーズ・ブラウンに決めました。
問題はオーナメント・パネルの色です。
2つの選択肢がありますが、ナチュラルバンブー系のバンブーと、このブラック系の縞杢です。
実は、NewLS発表時に、各種WEBで発表された写真のうち、下記に目が釘付けとなりました・・
既にNewGSでも同じ組み合わせが有ったのは、知っていましたが、NewLSのこの組み合わせは、何とも新鮮な印象で、欧州車では有り得ない雰囲気を醸し出しており、ちょっと心が動きました。(写真の撮り方もうまいのでしょうけど・・)
因みに、このバンブーは、猟銃製造の老舗で知られる
ミロクが竹の加工を行なっているとのこと・・(凄いですね~)
前回の東京モーターショーでも、展示されていましたね。
とまぁ、非常に選択肢とはとても魅力的なんですが、それ以上に魅力を感じましたのは、NewLSで新採用されたのが、
縞杢です・・
縞杢ステアリングの木工部品の製造には、
天童木工を含めて3社が関わっているそうで、3社で合計67の加工プロセスを経ており、製造期間は38日に上るということです。
因みに、この天童木工は、1940年創業の家具メーカーだそうです。
木工家具に用いる成形合板の高い技術を有しており、1987年から乗用車向けの本木目内装部品を手掛けているそうで、2006年9月発売のレクサスLSにも、ウォールナット(クルミ)など複数の木材を組み合わせた本木目ステアリングの木工部品を供給しているそうですので、トヨタとの関係も結構、前からなんですね。
とは言え、全世界展開する工業製品をここまで時間と手間をかけるのは、日本らしいですね~
さて、実際、この縞杢木目で一番触るのはステアリングですが、見た目的にはブラック基調なので、落ち着いておりいいですね。
納車前は、水平基調なのがイマイチで、ちょっと蛇みたいな感じがして良くないかな~と思っていましたが、杞憂でした。
とても良いですね~
実は、全くを持ってして勘違いかもしれませんが、何となく握った時に、ちょっと柔らかさを感じるんですよね~
当然、表面はカチカチに樹脂系で加工されているので、柔らかい筈はなく、実際に指でギュッと押しても変形するはずも無いのですが・・
しかしながら、何となく運転中にグリップしていると、何となく握り心地に柔らかさを感じて悪くないんですよね~
ここは実に不思議なんですよね~
後、意外とステアリング形状が、大きく変わったのは、ドライビングフィールにも影響大だと思います。
そう言えば、スタアリングの外径も少し小さくなりましたね。
特に、ステアリングの下部分が分厚くなった点は影響は少なく無いです。
ここは、切り返しなどに触れる機会が多いので、前期・中期と印象が違います。
後、ステアリンググリップの直径も太くなったのも、握った時の安心感が違いますし、重厚感が演出されていると思いますので、ここも前期・中期と大きく違いますね。
とにかく、セルシオ時代のステアリングは細い割にはグリップが細くて、どうも安っぽい感じがしてしまいましたが、後期はそれが無く、ステアリングホイール自体は、最も良好だと思います!
Posted at 2012/12/23 16:20:58 | |
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