トーイン調整 〜 前輪編 〜

自作のトー測定治具で前回測定時、前輪は6.5mm〜7mm程度トーインでした。

昨日、タイロッドをテキトーに1/4回転くらいトーアウト方向に調整したので、本日またいつもの場所で治具を装着しトータルトーを測定していきます。

前輪前側
1747mm

前輪後ろ側
1752mm

まだ5mmトーインとでました。

あんまり動いていませんね。
まあでも方向的には良くなってます。

ここからさらに1/4回転タイロッドを縮めてトーアウト方向に。

左右ともマーキングがちょうど真下にくるくらいでロック

治具はそのままで試走せずとりあえず測ってみましょう。

前輪前側
1755mm

前輪後ろ側
1756mm

1mmトーインとでました。

ただ一旦治具を外して走行して前進方向で動いてから停車しないともう一回測ったら特にトーイン方向にずれると思います。

というわけでコメリまで試走。

ハンドルセンターは特に狂っていなそう。

試走後治具装着し再測定

前輪前側
1750mm

前輪後ろ側
1553mm

3mmトーインです。

サービスデータの基準では3mmトーインから1mmトーインの間で調整することになってますのでギリギリ範囲内。

まあとりあえず明日か明後日のサイドスリップ検査後に再調整するかを決定しましょう。

キャンバが少しついてるんでもう少しアウト側に振ることになるかな？

そこで思惑通りなら大したもんですw

対地キャンバも再測定しておきます。

前輪運転席側
-1.05°

少し測定方法を変えてみました。

地球に対して水平を取ったデジタルレベルを、ディスクローターに当てて測定。

ただしローター外周部に段付き摩耗の段が見られる(パッドの当たっていない最外周部が段になって残っている)ので、

そこを交わせる直角の出た角ブロックを当ててデジタルアングルゲージを当てています。

前輪助手席側
-1.07°

左右差はあまりなさそうです。

基準内ではありますが、基準の目標値が0°30‘(-0.5度)なので、-0.7度くらいまで起こせたらいいかなという気もします。

まあとりあえず今回はこれでサイドスリップ取ってみて、
トーアウトにしないとサイドスリップテストにパスできない様ならキャンバを起こすことを検討します。

現状の弱トーイン程度でサイドスリップテストに通るならフロントのキャンバはこれ以上触りません。

後輪運転席側 キャンバ
-0.84°

目標値が-0°55’(0.92°くらい)なのでとりあえずヨシ。

後輪助手席側キャンバ

-1.06°

一応基準内ですが左右を揃える意味でもう少し起こしても良いかも？

リアは調整簡単なので助かります。

フロントはキャンバーボルト外して純正ボルトなのでアッパーマウントの長穴で基本調整になりそうなのでできればキャンバーが左右揃ってるいまはやりたくないですね。w

リアトーは前回測定時
トータルトーで1mmトーアウトでした。

基準は弱トーイン(1mmから4mmだったかな？)なのでもう少しインに向けても良いですが、現状1mm程度のトーアウトならリアもあえてサイドスリップテスターに乗せてみて左右の傾向を見てからにする方がいいかなと思っています。

とりあえずもう少しリアのキャンバーの左右差がなくなる様に揃えてみて考えます。

タイヤ交換まであと1ヶ月ありますのでじっくり傾向を見ながら、新タイヤが装着されたらまた煮詰めていきましょう。

測定はできるだけ平らな面を探して実施しているとはいえ、完全じゃないのでどうしても測定誤差がつきまとう作業になります。

めんどうですが回数を重ねて確度を上げていきながら微調整ということになるのは仕方ありませんね。