トー角調整(タイロッドロックナット弛めて前回測定値を参考にちょっと調整)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回セルフで前後輪のトータルトーを測定したところ、
前輪はトータルトーでだいたい6.5mmほどトーイン、後輪はトータルトーで1mmほどトーアウトでした。
まあトーは角度で表したほうが正確というか正しいわけですが、
まあ自作治具で測定した前輪の前側と後ろ側の測定値の差が6.5mmあったということです。
とりあえずほとんど0に近かった後輪は後回しにして前輪を少しだけトーアウト側に回してちょいトーインになるよう調整したいと思います。
まずタイロッドロックナットを弛めます。
ここはまだ私がオーナーになってから一回もセルフでは調整していませんので固着していることも考えられます。
タイヤ装着状態で、ハンドル切っただけでジャッキアップもせずにロックナット弛めるにはやはりこれ。
KTCのタイロッドロックナットレンチです。
T31のタイロッドロックナットは22mmのスパナ(オープンエンドレンチ)で弛めますが、
普通のスパナやモンキーレンチでは打撃しても上手く力が伝わらず広がってなめやすいので、フレアナットレンチやKTCのタイロッドロックナットレンチが良いです。
リフトで上げてれば長いスパナや、クローフットソケットに長いスピンナハンドル。
またはパイプによる延長が有効ですが、
ジャッキアップせずにタイヤハウス内の限られたスペースで弛めるにはKTCのタイロッドロックナットレンチはなかなか優秀です。
まず味見に方向的に弛めやすい(上から叩く)助手席側を弛めました。
KTCのタイロッドロックナットレンチとPBの無反動銅ハンマー40mmでガンガンやって弛めました。
ここでタイロッド回して調整しちゃっても良いですが、運転席側のタイロッドロックナットが弛まなかったら元に戻すことになるのでこのまま運転席側へ。
2
ガッチリしまってたので結局運転席側はジャッキアップしてタイヤ外してハンマー振りやすいスペース作りました。w
KTCのタイロッドロックナットレンチは柄が幅広で打撃向きです。w
メーカーさんも工具屋さんも「叩く工具じゃない。手が痛くなりにくい為だ。打撃工具ではない工具をハンマーで叩いたりパイプで延長は云々・・・」なんて言いますが、本当は分かってるはずです。
狭いスペースで叩きやすい様に短くて幅広な柄にしたんでしょ?。゚(゚^∀^゚)゚。
いやこっちももうレンチ叩いて30年選手です。w
メーカーさんや工具屋さんが立場上叩いていいとは言えないことなんて百も承知です。
いいよ皆まで言わんでも。ww
3
というわけでだいたいテキトーいいやんべーにトーアウト方向にタイロッドを1/4回転くらい回してロックナットをロック。
4
反対側も同じだけタイロッドを縮め方向に回したらロック。
19mmはまあ使わなくてもOKですが、ロックナット弛める時とかロックする時とかタイロッドエンドのボールジョイントに優しくやるなら押さえたほうが良いです的なw
打撃したりするときボールジョイントが心配なら19mmスパナかけてどこかフレームに預けてとかで打撃すれば良いんじゃないでしょうか。
まあ私はそのままやりますが。w
ロックナット閉める時は逆に私は19mmスパナでボールジョイント側(タイロッドエンド)も手で押さえて増し締めします。
(弛める時も打撃やパイプなど使わずともそんなに締まってない時は両方を持って弛めます。打撃の時はスパナを手で持って共回りを抑えるのはむりなのでスパナをフレームかなんかに預けるか、ボールジョイントで直接衝撃を受けとめて弛めるということです。ボールジョイントにダメージを受ける恐れがありますのでスパナで押さえたほうがベターですが狭いスペースでそんなに力が入らないので実際は押さえられないと思いますw)
まあやったことある方なら言わんとすることはわかると思います
これでロックして運転席側ホイールつけて試乗してステアリングセンター狂ってなかったのでとりあえず今日は終了。
あとはもう一度トータルトーの測定。
そしていくらトーが出ても車検が通らなかったらどうしようも無いので車検と同様のサイドスリップ検査もしてみます。
リアのトーや、全てのキャンバ、キャスターも再測定して再調整が必要かどうか見極めながら来月のタイヤ交換までしばらく遊びますw
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