美しいステーションワゴン

横からの流麗なボディラインだけではなく、前後と天井にかけての絞り込みは『美しい』の一言でした。ボディカラーも全国で３０台程度の限定車だったので、他で見かけたことは手放すまで結局一度もありませんでした。妻も今まで所有したクルマの中で一番好きだっといっています。

矢のような直進性はさすがオートルート仕込みで、何時間運転しても殆ど疲れを感じません。
一方、パワー感は薄く、加速は比較的大人しめです。DOHC化で馬力は向上してるので、初期のSOHCと比較したら速いんだとは思います。まあ飛ばすクルマでもないので、、、
ハイドラクティブではなく普通のハイドロニューマチックなのでコーナーが得意という感じではありませんでしたが、大きなRのコーナーは得意な方です。
オートマチックがAL4でしたが、シフトショックが最悪で、信号からの発進時は毎回１→２速で強めのショックを伴いました。ディーラーに何度も診てもらっても最後まで解決しませんでした。仕方ないので普段からスノーモード（２速発進）を使ってました。

高速ではゆったりとした周期のストロークで、かなりの速度での巡航は敵なしでした。同乗者は必ず寝ます（笑）。一方、街中の凹凸は得意ではなく、道路工事などの継ぎ目のところでは比較的鋭いショックが来ます。このクルマは６０km／h以上で巡航する為に生まれたんだと思いました。

大きなベビーカー、スキー用具、ちょっとした家具類、キャンプ道具等々、出っ張りが少ないとトランク内はとにかくデカかったので、困ったことは一度もありませんでしたね。

街中で８㎞/L、高速で１２㎞/L位でした。こんなもんですね。

新車価格もそれ程高くはなかったかと。