贅沢且つ稀有なハイパワーSUV

斜め後方からのボリューム感あるデザインが良い。また、革の内装の質感や各種取付剛性も高く、クラス以上の室内空間を堪能できる。

354ps、500Nを日本の道路で使い切るのは難しい。ディーゼルの様な下から強大なトルクが湧き上がるのとは違い、V6の極めて滑らかな回転と共に高回転まで相当なGを伴って吹け上がる感触は美味。
また、走行モードによってはステアリングがクイックになり、高速コーナーではやや気を遣う事もある。

素晴らしい。余計な振動は全て遮断され、静かな室内でV6エンジンの音色に身を委ねる。高速は言うまでもないが、このクルマのすごいのは低速から高速まで、どの速度域でもシルキーなこと。

トランクの床面積はそこそこあるものの高さがあまりない。旅行バッグ４人分程度なら問題ないが、ゴルフバッグは厳しそう。

さすがアウトバーン仕込みか、高速燃費は意外と良い。このサイズ（重量）で下道含めて平均10km/lは十分な数字。

今やほぼ車体価格は1000万円。個人では手は出ません。