ドアスピーカ交換(前席編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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15年経過して劣化したドアスピーカーを交換します。手始めは内張りを外すこと。ドアミラー内側のカバーは、はめ込みだけなので内張り剥がしで簡単に外せます。中のトゥイーターは今回対象外ですが参考に。
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HARMANの文字がみえます。ハーマン・カードン製かな。コーン紙は樹脂出できてますので頑丈ですね。
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ホット側直列にハイパスコンデンサーが入ってます。4.7uF、63WV、無極性。他にネットワークなどの回路の入っている様子は見えませんのでこれで帯域を振り分けているだけですね。
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さて、ドア内張りを外していきます。
トゥイーターはカバーにはめ込みでついているだけですが、トゥイーターについているコネクタを外すと何かが壊れそうな予感しかなかったので、カバーだけをトゥイーターから外して作業性を上げます。
ドア内張りを固定しているのはまずは3箇所のトルクスネジ(赤丸)。これを外します。長さ違うので注意。
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余談です。プジョーの内装作業で便利なのは実はダイソーのこの差し替え式ドライバー。焼入されているビットを本体に差替えて使う。ビットは磁石固定。百円。かれこれ10年くらい。ずっと定番で売られてることから支持者多いことがわかる。ただトルクスと普通のヘクスの異なるタイプが売られてるので注意。
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内張りとドアの固定は、表に出ているネジ以外にトリムクリップがある。初見では位置がわからない。写真で提示されているサイトなどを参考に外していく。
柔軟性あるなら、トリムクリップ外しで壊さずに外せるが、劣化硬化しており、破損はやむを得ない。
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ドアハンドルのベゼルもはめ込まれているだけです。これも内張り外す前に外します。
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一部見切れていますが、外したドア内張り。だいたいこの辺にトリムクリップがあります。あと、窓ガラスのはまっている縁に内張りの上側が引っ掛けられています。ドアロックのレバーも内張りの穴から出ているだけですので、窓の上側のはめ込みを外すときに一緒に外します。
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内張りを外し終えたところ。
スピーカーのリムに当てられたスポンジは以外にもボロボロにはなっていませんでした。粘着で取り付けられているスポンジを外し、スピーカーのリムのネジを外します。しかし…
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スピーカーユニットのコーン紙エッジがまるまる崩壊。低音がこれではまともに出ません。
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スピーカーに接続されているコネクタ。何故か2本ずつ接続されている。これはこのまま使います。
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取り外した方の接続部(レセプタ)を四角の位置で切り離します。カッターナイフ状のハンディソーが便利です。コイルから伸びている配線は流用しますので先にコーン紙の付け根から切り離しておきます。
写真撮りそびれてますが、外したスピーカ側のレセプタをあたらしいスピーカに移植します(ターミナルに配線をはんだ付け、ターミナル基盤にレセプタ接着)。極性注意。逆相で接続するとボーカルやドラムがどこから鳴ってるのかわからない気持ち悪い音になります。
…と書いといて、自分の車で助手席側の接続を逆相かましてしまいました💦
修整は後日やりました。
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あたらしいスピーカはこれ。アマゾンなどではイマイチの評価の製品ですが、何より安い。
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これでもコーンは樹脂製で、何よりスピーカ取り付け位置の背後に干渉しない程度の厚みというのが良かったです。
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ネジ穴の位置とコネクタの干渉を探りながら取り付けます。リムに貼り付けていたスポンジに両面テープをはり、この上に貼ります。あとは逆順で取り付けていきますが、トリムクリップを破損したところは、新しいモノで置き換えるか…
こだわりなければ内装用両面テープで固定します。ビビリが出たら調整で。
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助手席側も同じように施工していきます。スピーカー自体のレビューはまた別に。そんなに悪くなかったです。
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