オイルセパレータ交換

今日はエンジンのシリンダヘッドカバー周りとオイル周りをやりました。
作業手順的にはさほど困難ではないと言いつつ、初めての作業含むのと風が強いと機関内に砂塵入りそうなので用心して貸ピットを利用しました。

ブッサイクに耐熱シリコンパテで、漏れていたと思しき箇所を覆っていますが、マニュアルではここを分割できるように記載されていないので「？」です。
上から垂れてきているという前提で準備しました。

まずオイルを抜きます。抜きながらエンジンのヘッドカバーを外す工程も並行してやります。

エレメントは真っ黒でした…MANN
のフィルタ（ほぼ純正）で交換。

ブローバイガスホースを外します。今回はイグニッションコイルの端子だけを外せばバッテリーはつないだままで大丈夫（のはず）。headカバーをはずします。

奥側（インテーク側）のヘッドを外したところ。ブローバイガスセンサのコネクタが邪魔なので外して、フレキレンチ＋エクステンダーか、適当に合うメガネレンチなどで外します。

外すときは左奥のボルトから時計回りに螺旋状に外す…とマニュアルにもHaynesにもありますが、さほど力のかかるところではないので、外すときはさほど気にしなくて良いでしょう。とりあえず指示には従いましたが…

実際、手で回るくらいトルクはかかっていませんでしたが、これはヘッドカバーとの間に挟まれている樹脂製プレートが劣化して薄くなっていたからです。隙間があったと思います。そしてここからオイルが漏れ出ていた…と推測されました…🤔

こちら、手前側のヘッドカバーを外したところ。カバーにオイルセパレータがはめ込まれてます。一見して無事そうに見えますが…

左が新品プレート、右が古いもの。1-2mmほど薄くなっており、弾力性があるはずのプレートの周辺は劣化して頼りなくなっていました。

新しいものに交換します。
ヘッドカバーは内部のオイル汚れを軽く掃除して、シリンダヘッドにピタリ合うようにカバーにはめて装着。

ヘッドカバーはのボルトは、今度は各々のカバーの奥側の真ん中左から逆時計方向に内側から螺旋状に締めていきます。

Haynesでは10Nmで締めると言う話が書かれてましたが、貸ビットオーナーさんの話では「そんなに締めなくていい…いや、締めちゃだめ」と言われました。

リーチ短くレンチを握って、手応えしっかりあるポイントまで回せばオッケー。

奥側、手前側いずれもオイルセパレータを交換してカバーをはめ、ブローバイガスホースを取り付けたところ。

このあとエレメントをつけてオイルを適正量入れます。

試験始動…問題なさそうです。しばらく暖気して、エンジンを切り、スタイルカバーを取り付けます。

しかし、作業中にクーラントのリザーバータンクが空であることに気づきました…

ピットにクーラントがなかったので精製水をmin位置まで補充。一時しのぎ。

Peugeot206はオイル漏れを放置しておくと、室内に回しているパイプ（暖房用）からクーラントが漏れると言われてます…

はい、見事に助手席側アンダーシートカバーの裏はぐっしょり濡れてました💦新聞紙を挟み込んで除湿…

これで一通り作業完了です。
大体ニ時間半くらい。
あとでシリンダヘッドカバーは様子見て増し締め必要です。
クーラント漏れは次の課題ですね…

その後
オイル漏れを直したら助手席側下へのクーラント漏れ直りました…
よくわからんメカニズムですが。