ヒューズ全交換からの・・その②
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2
テスト場所は渋滞がなく街乗りと高速走行が可能な場所として浜松で行いました。
●気象条件●(午後3時時点)
気温:24.2℃
湿度:32%
風速:西北西4.7m/s
OBDで簡易的に数値が見れますので参考にします。
交換から走行に関してはどれも同条件にします。
1.バッテリー端子を外して交換。
2.10分程度街乗り走行でECU学習。
3.速度域を上げて走行。
(A/Cオフ、スロコンはノーマルモードに変更しておきます)
まずケース①で現状ヒューズです。
普段、スロコンでレスポンス最大で乗ってますので久々のノーマルモードは加速がモッサリしています。中々進まない感じです。
●ケース①数値●(停車時)
アイドル回転数(最高値):855rpm
最大ブースト:0.68キロ
電圧:13.6~14.2V
最大ブーストはオーバーシュート値なので3速以上で掛けます。(2速以下だと更に大きくなるので)
安定でも0.43前後でした。
気になったのが走行時の電圧で14V前後から12.5V前後に5秒ほど落ちた後また戻るといった現象が頻繁にありました。
体感的に異常とかもなく原因不明です。
3
続いてケース②でエーモン(小糸製作所含む)の新品ヒューズに全部交換しました。
●ケース②数値●(停車時)
アイドル回転数(最高値):859rpm
最大ブースト:0.69キロ
電圧:13.7~14.2V
体感的にも数値的にもケース①と全く変わりなしです。
走行時の電圧も同じく12.5V前後に落ち込みました。
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そしてケース③(マジカルヒューズ)です。
知ってる人にはかなり有名なヒューズです。効果も体感できるレベルって言われていますが、やはりハードルは価格でしょう。
たかがヒューズにそれだけ出す価値があるのかと?
導入経緯はランエボの足回りでお世話になってるショップの店主さんが、お客さんがイイよと言っていたのを聞いて非力なアイなら体感度合いも高いかも?と思い試しに購入してみました。
見た目は普通のヒューズなので混ざってしまうと区別できないですね。
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●ケース③数値●(停車時)
アイドル回転数(最高値):867rpm
最大ブースト:0.68キロ
電圧:13.7~14.1V
正直、数値的にはほとんど変化は見られませんでした。
変化があったのは走行時の電圧でケース①②と違い12.5Vまで落ちることは無くなり安定しました。
ただ、それ以上に乗り始めからの体感度合いが今までと別物になります。
まず、低速トルクが明らかに太くなりました。発進がスムーズになり2速からグイグイ進みます。スロコンノーマルモードなのにPモードになってるかのようです。アクセルレスポンスも良くなっています。
中間トルクも勿論太くなり、アクセルを踏めばリニアに加速してくれます。特に4速からでもキックダウンにならずそのまま加速するのには驚きでした。
何よりエンジン音が苦しそうじゃなく「まだまだ余裕っすよ」的な感じです。
EPSにも変化が出ていて高速走行時の車体安定感が増しました。ステアリング交換後からあった違和感も改善されています。(まだハード面の方もあるかも知れないですが後にアライメント予定です)
※この日けっこう風強かったのにあまり意識しなかったです。
30kmほど走行した後にいつもどおりスロコンでレスポンス最大にすると、まるでブーストUP並の加速になりました。
体感としては【激変】レベルです。
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気になった点は開発者の方が動画で言っていた「ヒューズから電気が放電しノイズが混入する」っていう一言です。
言い換えれば、新車時の段階で【ヒューズを付ける事によって設計時より性能ダウンしてしまう】って事でしょうか。
センサーや電子機器に対してノイズはマイナス要素でしかないですから、それが無くなる事によって本来の性能を発揮出来るんで体感出来るんでしょうね。
点火系とか換えても体感がなかったのは根本(ヒューズ)に問題があるせいだったのかも知れません。
他のパーツと違い性能アップさせるものでは無く車本来の性能に戻してくれる物だと実感しました。
恐るべしマジカルヒューズ!
7
外したヒューズの比較です。
右が元々付いていたもの。
左が30分使ったエーモンのヒューズ。
ヒューズは安全装置なんで普通に使ってる分にはまず切れることは無いので何年も使ってればこうなりますね。
これだけ抵抗と漏電が多いって事なんでしょう。
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