L700Sミラ　A/C冷却コアとエバポレーターの清掃（後編）

・前回A/Cユニットの中央部をバラして隙間を作りその間からとフィルター挿入口からの２方向から冷却コアの掃除を主にパーツクリーナーで噴射してやりましたが洗浄範囲に限界もあり到底納得出来るレベルには到達しなかったので今回はフィルター挿入口から直接、水洗とワイヤーブラシを使って洗浄するようにしました。

・この高圧エアーガンを水道ホースに結合して作業します。
　これを選んだ理由はエアー吹き出し口先端がフィルター挿入口に入るからです。

・まず水道ホースから散水用のノズルを外します。外したらエアーガンの先端に付けるノズル用に１０ｃｍ程ホースをカットしておきます。

・エアーガンの結合部にシールテープを巻きホースに結合させて高圧バンドで固定します。「シールテープで巻いておかないと絶対に結合部から水漏れしますよ」

・フィルター挿入口の真下にトレーを置きます。

・エアーガンに切ったホースのノズルを付けて挿入口に入れコアに向かって噴射します。
　ノズルを外して直接噴射したりを繰り返しました。
　コアだけじゃなくユニット内壁も水洗していきます。

※前回の掃除で改めて分かったのですが冷却コアの中央から下側に掛けての部位で特にダッシュ側の汚れが取り切れず酷かったので今回、画像のような水道管掃除用ワイヤータイプのブラシを百均で買ってきました。
　これを水洗の合間にコアに当て左右に擦りながら掃除していきます。「上下で擦るのはNGですよ。ヒダが圧し潰れ冷却低下につながります！」

・水洗するたびにドレンホースからおびただしいユニット内の汚水が流れていきます。

・前回コアにこびりついた汚れが取り切れていなかった状態。ヒダの間にびっしりホコリが詰まってました。
　フィルター無し２０年間の汚れは侮れません・・

・水洗浄＆ブラシを使用してここまでキレイになりました。ヒダの間の酷かった汚れもおおかた取り除けたかと。
※先回掃除した時に余ったパーツクリーナー＆エアコン洗浄剤も合間に使用しています。
　納得出来るとこまで洗浄したらあとはフィルターを取り付けて終わりです。

※あとラジエター前のエアコンコンデンサーも汚れを掃除すると更に効果が上がります。ここでは載せてませんがブラシは使用せず小石などで衝撃を受けたフィンの潰れなどは針で修正していきます。

・当方エアコンフィルターに好きな香りの芳香剤をこのように使用しています。
　このミラのフィルターカバーは抑えがあって丁度良いかと。

・取り敢えず納得出来るレベルまで詰まった汚れを取り除けたのでこのお掃除シリーズはここで完結します。
※ところでエアコンの効きは・・？？
こんなに違うものかと思うくらい効くようになりましたよ！
冷風の温度が明らかに変わりました。
※次回は冷房の相乗効果を求めFrドアガラスに車検対応のUVカットフィルムを貼り付ける予定です。

・洗浄前の凄かった時の画像です。
見てるだけで病気になりそうなレベルでした( ;∀;)

その１

その２

その３

※ここでちょっと補足を・・
フィルターに芳香剤を噛ませて使用する場合ですが紙で出来た芳香剤をそのまま付ければ面積にも寄りますがフィルター機能、及び送風の妨げになると思います。
・画像の品は行きつけの安売り店で買った３個入り３３円のモノ。

・吊り下げ用のヒモを切り離しをS字とか自分の好きな形にハサミで細くカットします。

・画像のように細くカットした芳香剤を噛ませます。
　以前の車は横向きでフィルターだけを挿入するタイプでしたのでフィルターの上に芳香剤を置いてましたがその時はカットしない代わりにキリとかセンターポンチで芳香剤を穴だらけにして通気性を良くする事に努めました。

参考までに。