メーカー/モデル名 | メルセデス・ベンツ / Sクラス 300SE (1979年) |
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乗車人数 | 5人 |
使用目的 | レジャー |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
5
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満足している点 | 強固なボディとゆったりした乗り味、安全への配慮、自動車業界をリードする自負と責任にあふれた車であること。 |
不満な点 | 燃費は、、、 |
総評 | 二度と現れそうもない、完璧で隙のない、独特な車です。世界初の試みもあり、自動車の歴史に残る名車だと思います。乗ってみても本当に気持ちよく、決して飛ばしたくならないところが不思議です。 |
デザイン |
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環境への配慮のために車幅を先代比約5センチ狭めて前面投影面積を下げたり、できるだけフラッシュサーフェース化して当時の量産車で最高のCD値0.36を実現したり、空力のためにリアハッチの高さを上げたりと、現代の自動車では当たり前のことをやって時代の流れを作った車と聞いています。そういうウンチクとともに見てみるといちいち意味がある先進的デザインに感心します。
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走行性能 |
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ステアリングは太く細く、リサーキュレーティングボール方式のステアリング機構を採用していてトラックを運転しているみたい。これもアウトバーンでの疲労軽減を狙ったものとか。
結構重量バランスは良く、カーブではジワーッとロールしながらかなり正確に曲がっていく点は、今にもつながっているベンツの良心を感じます。すべての走行性能を気持ちよさではなく緊急回避性能に振り切った感じです。 世界に先駆けてABSが標準装備され(世界初搭載は先代W116らしいです)、エアバッグがオプション設定されるなど、安全にも抜かりありません。 クルーズコントロールもワンクリックで作動するわかりやすいもので、今も昔もベンツはユーザーインターフェイスを考え抜いていたなぁと思います。 |
乗り心地 |
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芯はあるけどゆったりと大きくストロークするサスペンションと、コイルの入った、ソファーのようなシート、エアボリュームのある70扁平のタイヤと相まって独特の優しい乗り味です。かと言ってふにゃふにゃでなく、ガチッとしているところがすごいです。音は現代の水準でも静かです。
ボディは強固で、金庫のようにがっしり作られた独特なドアキャッチャーも相まって、ドアを閉めた時に、金属音が車内に響きます。これも安心感を与えるためにあえて残した音と聞いてます。ちなみに左右のドアキャッチャーにワイヤーを取り付けてクレーンで持ち上げると難なく持ち上がり、Bピラーも全く変形しなくてドア開閉ができました、などいろんな逸話も。やばい、 止まらなくなる。。 |
積載性 |
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あまり積んでませんが積めると思います。
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燃費 |
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丁寧に走ってもリッター7km弱です。これでも先代に比べかなり改善したそうですが。。
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価格 |
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少しずつ値段は上がっていますが、自動車の歴史に残るような車がまだ手の届く値段にあることはありがたいと思います。
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故障経験 | ないです。33年前の個体とは思えないくらい、すべてしゃきっとしています。 |
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ダイムラー・ベンツ社製M103エンジン カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/06/14 16:47:27 |
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