リンクロッドが
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回の続きです。リンクロッドを指定のトルクで締めてもカチンと言わず、締めてる感触も悪く・・・。ボルト外そうとすると、ボルトがスムーズに抜けない。
リンクロッドからボルトが抜けない。
なんとか抜いて指し直しても写真のようにボルトがネジ部までしか入らず。
穴が小さくなってる?
どうやら感触が悪かったのは、ボルト締めたらアルミ製リンロッドが潰れたのが原因で、しかも穴を変形させてしまいボルトがキツくなったようです。指定されたとおりトルクレンチで締めたのに(-_-;)
トルクレンチがおかしい?他のボルト締めてみると、まぁこんなもんて感じでオーバートルク感はないんです。
2
リンクロッドのボルト穴を見ると、リンクのベアリング内のスペーサーカラーがアルミ製のリンクロッドにめり込んだ形跡あります。めり込んでボルト穴を潰してしまったようです。
これじゃボルトは抜けんし入らんよねぇ・・・。指定の80N・mで締めたのに?
3
とりあえず修理します。適当な小さなドライバーの握り部に400番の耐水ペーパー巻いてボルト穴に入れて、ドライバーを軸にリンクロッド回します。調子こいて回してると。リンクロッドが遠心力で飛んでいきます。
ボルトがスムーズに入るまで穴を整えます。
ただ考えてみるとリンクロッドの穴が潰れてボルトがキツくなってリンクロッドとリンクベアリングのスペーサーカラーが一体化してもスムーズに動くんですよね。ベアリングを規制してしまってるわけではないので。けどリカバリー性の悪化は排除します。
4
いざ再度リンクロッド取付です。
リンクベアリングのスペーサーカラーがリンクロッドに埋没しないように、間にワッシャを入れます。このワッシャはリンク前側ベアリングとフレームのブラケットの間に入るワッシャと同じものです。実はフレーム修理で分解した際に、このワッシャを1枚紛失してしまいまして・・・厚みが1ミリで何かと調整に使えるかもと思い、数に余裕持って購入してあり助かりました。
リンクロッド左右が平行になるようにワッシャをリンクロッドの両端左右で4枚入れました。
もうサービスマニュアルは半分信用なりません。
5
ちなみにリンクのベアリングは1年半前にグリアップ済みでグリスの状態も良好だったので、スーパーゾイルを追い給油しました。
さてワッシャ追加しても80N・mで締めるべきか?いやいやとりあえず50N・mで締めてみて、まだ行けるなって感じで、感覚的に潰れ感無い60N・mでやめときました。ここのナットはセルフロックナットなんですが何度も脱着してるのでネジロック追加しました。
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