ナビモニター故障 / 復旧
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
朝、エンジンかけたら、通常ナビモニターが明るく点灯するのに、真っ暗、「ピッ」という音はするので、本体は生きているようだ。多分、モニターのバックライトが逝ったのでしょう。
さて、どうしよう。なにぶん12年前の物のため、メーカーサポートも見放されているでしょう。
自分で交換するにも、そもそもバックライトとは口ではよく言うが実物を見たことがない。
バックライトの型式を調べることと、向学のため、モニターを分解することとした。
「やっぱしな~」、バックライトとはいうものの、もろに画面の後ろに発光体が入っているわけではない。画面の後ろに分厚いアクリル板(反射板)があり、それを取り囲むように、極細の蛍光ランプが取り囲んでいた。いわゆる間接照明というやつですね。
まあ、想像していた通りであったが、実物で見て確認できた。
ところが、これからが大変だった。
自分で、この蛍光ランプを交換するには、以下の難関があることが判明した。
① モニター本体と画面部の電気的接続はフィルム状のコネクタ結合*となっている。
これを外すのは簡単だが、元に差し込むのが、何か特殊な工具がないと、力が入らずしっかり差し込めない。差し込め無かった(泣
* コネクタ結合:線数は約5本+約15本あった。これで、画面のドット位置決めと色合いを制御しているのがわかる。ドット位置決めは、この線数だけでは到底足らないのでX軸Y軸の情報をサイクリック(周期)で送ってやっているのが推測できる。
②画面部および蛍光ランプ部は要所要所、接着テープ状のもので貼り付けてあり、もとに戻せるか心配がある。また、フィルム状のプリント配線のものが貼り付けてあり、これを破いて損傷する可能性もある。損傷した(泣
ということで、かなり熟練度が必要なことが分かった。
そこで、はたと思いついた。オークションで検索してみようと。
SONY製ナビ○○○を検索。
そしたら、ありましたね~。世の中、「捨てる神がいれば拾う神あり」、よく言ったものです。
しかも500円で売っていました。蛍光ランプなんか交換している場合じゃない(笑
無事落札、(当然ですが他に誰も買う人はいませんからね)
それで、モニター部全体を交換、無事復帰しました。
実は、長くなるので、ここでは省きますが、実際はまだまだ色々あって、結構大変でした。
まだ、完全復帰まで行っていないのですが、一応使える状態には復旧しました。
予備で、もう1台モニター、欲しいのですが、それ以降、売りに出されていません。
Ps:新しいナビ、中古のナビを買うという選択肢について
そんな、古いナビ(地図も古い)を後生大事に使ってないで、別のを買って付けたらと思うでしょうが、それはそれで、問題があるのです。
古くから使っているナビというのは、いろいろな箇所がマーキングされて、それを移行するのが、結構大変そうというのが、あります。
写真はモニター部を分解したところ
2
発光体はコの字に、アクリル板を囲んでいる。
発光体(極細蛍光管)が一部折れているのがわかる。
下の○印が、フィルム状のコネクタである。差し込むのが大変。
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