NewススゴッソでのDPF DIY洗浄②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ここからがオリジナルな作業となります。
酸化触媒はセラミックですからススゴッソを吸収してしまう恐れがあります。
それを防ぐために酸化触媒全面にチョロチョロと水道水を1Lほどかけ、水道水をセラミックに染み込ませます。
2
タービンとの接合部から水道水を流し込みます。
3
タービン側は塞ぎます。
4
その後、ブルーシートなどで廃液の飛散防止をします。
図にはありませんが差圧パイプは上下とも塞ぎます。
5
アダプターのバルブを開けて空き容器で1液、2液、水道水の混合液を回収。
火気厳禁です。
6
そしてホースを取り付けます。
7
この取り付けたホースの内部にはポリプロピレン製の直径2mmのボールベアリングボールを入れておきます。
このボールの役割は後述します。
8
ホースの反対側はこんな感じで各種バルブ群になってます。
左太ももの緑のホースはボールが入っていて、DPFアダプターにつながっています。
水色のホースは水道(40℃温水)で赤ハンドルのバルブはDPF内部が満水の時に水道ホースを切り離す必要がある時に逆流を防ぐためのもの。
赤いホースは高圧エア。
操作方法は次の通り。
①白い樹脂バルブを開けてDPF内部に注水 します。
この時に緑ホース内部のPPベアリングボールはDPFの中に入り水量と浮力でDPFコア出口をある程度塞ぎます。
②DPF内部が満水になるとDPF入り口から水が溢れ出します。
③水道水バルブを閉じて高圧エアバルブを瞬間的に開けてバルブ群からDPFアダプターまでの水道水を加圧し加速します。
加速した水道水はPPベアリングボールが塞いでいないDPFコア出口から勢いよく逆流し、堆積物を流し出します。
④DPF入り口から水と、空気が噴出しますからエアバルブを閉じます。
再度水道水バルブを開けてDPF入り口から水が溢れ出すまでの秒数を数えます。
DPF入り口から水が溢れ出すまでにPPベアリングボールは違う流れの良いセルを水流に乗って塞ぎます。
⑤③と同様にエアバルブを瞬間的に開けてセルの堆積物を流し出します。
⑥④と同じですが、④の秒数の半分、つまりDPFコアよりも上に水位を上げないようにしてエアバルブを瞬間的に開けます。
こうすることでDPFコアよりも上の水位抵抗を減らし、コアから抜けたペレット状のアッシュを破砕してDOCの隙間から排出します。
以下気の済むまで⑤⑥をくりかえます。
9
抜けた堆積物。
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DPFを満水にし、アダプターのバルブを閉じてDPF内部にPPボールを閉じ込めます。
ホースを切ってバルブを開け、PPボールを排出回収します。
この時、差圧パイプ下のパイプやホースにボールが入ってることがありますから念入りに注水してボールを回収します。
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こんな感じ。
DPF入り口からも注水して徹底的にボールを回収。
③に続く
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