ARBエアロッカー買えないからブレーキLSD的なもんを開発する-4
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
さて、昨日買ってきた秤を使って、現物での実験をする。
右側が固定側。自分で増設したショックの付け根、分厚い鉄のブラケット。
左側はターンバックルを介して左のワイヤーに接続
2
ターンバックルのフックとワイヤーは、ワイヤークリップで固定。
なんも考えないでやり始めたので、ワイヤークリップがこのリアサスの沈み込みを検知するやつの裏側にきてしまって作業しずらかった。
これでターンバックルを回せばワイヤーが引かれて、その時の張力は秤のデジタル表示を読めばわかる。
いやぁ物理実験的ですね。
3
と、ここで問題発生。
本当は10kgfかけて、挙動を見る。
そしたら次は20㎏fにして、挙動を見る。
みたいな実験がしたかったのに、秤が勝手に「HOLD」とか表示してリニアに数値が出ないケースが多発。
取説読んだが、なんで勝手にそんなHOLDモードに入ってしまうのか理解不能。
その度にターンバックルを緩めてゼロにして、また締めて…とやっていたら、すげぇイライラしてきたので写真が無い。代わりに先日作った手作りボロネーゼの写真を貼る。
ついでに冷えたアスファルトの上でのたうち回っていたもんだから下半身も冷えて腹が下った。
4
やっとの思いでとりあえず40㎏fらしき張力で張れるコツだけわかったので、
とりあえず40㎏fでしかやらないことにした。
お腹痛いんだもん。
左側をジャッキで持ち上げて、木を挟んで左タイヤの空転状態を作った。
浮いてないように見えるけど3㎝くらいは浮いてます。
5
ギアはローレンジの1速。
4WDにしたらどうせ前輪で引っ張って右後輪の駆動とは関係なしに動いてしまうので、フリーハブでフリーに。
これで駆動輪は右後輪だけのローレンジ。
6
前輪は両方とも木っ端を置いて車止めにした。
実際のオフロードでの抵抗はこんなもんじゃ無いだろうが、とりあえず効果の有無が分ればいいので、これで良しとする。
7
張力0㎏fで発進。
進めない。左後輪がなんの抵抗もなく空転。
まあ当たり前。これでもし前に進んだらデフにLSDがいるという事になってしまう。
8
で、今度はまたアスファルトの上でのたうち回りながらなんとか張力40㎏fを作り出し、同じことをする。
発進できた!
スリップしながら、右後ろタイヤのみの推力で、前輪の木っ端を乗り越えて前に進めた。
良かった、結果が出た!
【実験結果】
張力40㎏fの時、2駆で、片輪が完全空転状態でも、もう片輪に対し、平地のアスファルトの上で、木っ端を乗り越えられる推力を発生させられる」
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スリップした右後ろタイヤ。
張力の設定が面倒過ぎるので、もう他の条件での実験は諦めた。
お腹痛いんだもん。
もうこの40㎏fを基準として進めよう。
40㎏fあれば体感できる挙動の変化を起こせることが確認できたので、あとはこの40㎏fに足したり引いたりできる仕組みで考えればいいや。
実は400gで良かったとか、4000㎏ないとダメでした…とか無いでしょ。
10
で、ハードウェアを具体化していく。
まあこんな感じかな。
デフの真上にデフキャリアの固定ボルトやらなんやらを使って台座を作って、その上にシリンダーを配置かな。
既存のワイヤーの軸に対して完全に平行には引けないので、ちょっと角度をつけてハの字にするのが良いかな。
そこら辺に落ちてるフラットバーと溶接機でなんとかなるんじゃねぇかな。知らんけど。
11
アインシュタイン大先生、それに理論物理学。
お元気ですか。
僕は実験物理学の世界で、粗雑ではありますが元気に生きています。
お腹痛いけど。
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