
前回完成としたアイドリングストップキャンセラーですが、やっつけ仕事感が強いものでした。
リレーに中途半端な電圧をかけるのは本来の使い方ではないですし、回路の機能に対してコンデンサの容量がデカすぎます。
またコレとは別件で、プリント基板メーカーに自作基板を発注してみたいという目標がありました。
アイドリングストップキャンセラーは回路規模的にちょうど良さそう(基板発注の練習にちょうど良さそう)なので、発注してみました。
業者は最近日本の個人向けにがんばってるJLCPCBさんです。
当初は基板だけ発注してDIP部品で組もうと思っていました。
しかし、手持ちの部品がない → 買う必要がある → それなら基板屋に購入と実装をお願いすればいいのでは? → その場合はSMD(表面実装)部品だよな
ということでSMD前提で設計して完成までお願いです。
CRの値を決めるに当たり、電解コンデンサは高かったので、SMD-MLCCから最大容量のコンデンサを選択しました。
抵抗はそこから逆算したものです。
スイッチ部分にはメカニカルリレーではなく、フォトMOSリレーを採用しました。
出力のところの抵抗は汎用性考慮して交換可能にするかどうか悩みましたが、小型化を優先して表面実装としました。平成25年前後のマツダ専用品になりました。
(ワントップさんのTPT035ASと同等の適合になると思われます)
アートワークして
3Dイメージで部品の干渉などを確認し
発注して10日ほどで届きました。
小さいのでケースは作らず、カプトンテープと保護テープでぐるぐる巻にするだけにしました。
アテンザに装着したところ、無事正常動作しました。
基板制作・部品発注・部品実装・送料で$22.93でした。安い! しかも今回は初回クーポン$9が効いてたったの$13.93!
最低5個なので4個余りました。
Posted at 2023/02/05 19:53:53 | |
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