
アイドリングストップのキャンセルについては「ボンネットセンサー外し」で運用していました。
しかし、アイドリングストップしてくれた方がいいと思うことがたまにあります。
ガススタの洗車機待ち、混雑店の入庫待ちなど。(←年末年始の混雑でそう思った)
そこで、ボンネットセンサーは戻して、アイドリングストップキャンセラーを付けることにしました。
アイドリングストップをキャンセルする方法はいくつかあります。
①冒頭の「ボンネットセンサー外し」
→ボンネットが開いているとアイドリングストップが効かない仕様を利用したハックです。
(この仕様は整備中の現場猫案件を防止するためなんですかね。)
施工は簡単なのですが、アイドリングストップを生かすことができなくなります。
生かすためにボンネットセンサーにスイッチを割り込ませる方法もありますが、概念としては簡単ですが配線の引き回しが大変です。
②「コーディング」
→ROMチューン的にどうにかする方法があるようですが、詳細情報が見つけられず断念。
③OBD2コネクタにキャンセラーを装着
→ELM327と併用できるのか分からないので断念。
④エンジン始動時にボタンを押したことにする
→なんだかダサイ方法ですが、わりとポピュラーな方法のようです。
今回は④を採用します。
エンジン始動後に一定時間スイッチを押したことにする回路を作ります。
手持ちの部品でできそうなのは以下の2つです。
①タイマーIC 555 を使う
②PICマイコンを使う
自分の得意分野的には②なのですが、学生時代に買ったと思われるタイマーIC 555を今使わないと一生使わないような気がしたので①で行きます。
(パソコンを再インストールしてからPICの開発環境入れてないし)
時定数は 100μF × 51kΩ × 1.1 で5.61秒としました。もうちょい短くてもよさそうですが、手持ちの部品の都合でこうなりました。
他は定石どおりです。
出力はリレーでなくトランジスタを使います。定番の1815・・・ではなく、抵抗入りトランジスタのDTC114ELを採用しました。これも手持ちの部品からです。内蔵抵抗の抵抗値が適切かどうかあんまり検討してないのですが、多分大丈夫だと思います。スイッチに割り込ませることを前提に購入した記憶があるので。
アテンザはマイナスコントロール、ロジック回路屋的に言うとアクティブローです。(↑間違ってました。次のブログエントリ参照。)
とりあえず出来上がりました。
単体の動作確認はOKです。
取り付けはまた後日。
Posted at 2023/01/03 19:52:12 | |
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