純正サイドステップ張り出し加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
サイドステップを外側に出しました。
ステップに広く足が乗せられるので、かなり乗り易くなりました。
この表現で伝わるか微妙な気もしますが、加工することでドアを閉めた状態でドアハンドルを触らずにステップに両足で乗れるようになります。
加工は、数年前にしみちょろさんがアップされていた内容を参考にさせていただきました。
私は、電気系のエンジニアのためか、ドリル等の機械系の扱いがあまり得意で無いため、作業に片側で4時間近くかけています。
ドリルの扱いが上手く無いのでドリルが折れまくり、最後はSK11の5cm極短ドリルを用意し加工をやり終えました。
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乗り易くなったと感じるのは、靴の踵の部分が、ステップにしっかり乗せられるようになるからだと思います。
以降は作業時の写真です。
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ステップは、3つのステーで取り付けられています。前側と中央が12mmのボルト2本、後側は12mmのボルトとナットで固定されています。
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ボルトとナットを外します。深い位置にボルト着いているので、ソケットのエクステンションバーが必要です。
前側のステーは、ボルトを外してもフックがあり車体に引っ掛ける事ができます。
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後側のステーは、ナットが付いていたネジに引っ掛かけたままにできます。
右の写真のようにボルトとナットを全て外しても持ち上げた状態を維持できるので、一人でも取付け取外しができます。
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サイドステップの裏側の両端にある10mmのボルトを外します。
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樹脂パーツと裏側の金属のパーツは、21箇所の爪で留まっています。プライヤーで摘み、押込んで外していきます。
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ステップとステーは2箇所のリベットで留まっています。これを外して代わりにM5の低頭ネジとフランジナットで固定します。
ステップ側のリベットに5mmのドリルで壊して外します。ステー側にリベットが残るので、ポンチとハンマーで叩き出します。
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ステップを外側に出すための穴を開けます。
ステップ側は、それ程硬くありません。最初に1.5mmのドリルで正確に位置を出し、次に5mmのドリルで穴を広げました。
私は、外側のリベットの穴から2.5cmの位置に穴を開けたので、ステップは2.5cm外側に張出すことになります。
2.5cmとしたのは、取付けているオーバーフェンダーのサイズに合わせ、車幅を超えないようにしました。
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ステー側に穴を開けます。
内側のリベットの穴から2.5cmの位置に穴を開けます。かなり硬いのて1.5mmのドリルで位置を出し、径を徐々に大きくしていきます。最後は5mmの穴にします。
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ステップとステーを取り付けるため、M5の低頭ネジとフランジナットを6個ずつ用意します。
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ステップの内側の穴とステーに新たに開けた穴を低頭ネジとフランジナットで固定します。
同様にステップに新たに開けた穴とステーの外側の穴を低頭ネジとフランジナットで固定します。
写真は、後側のステーです。
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前側と中央のステーも低頭ネジとフランジナットで固定します。
ステップに樹脂パーツを付け21箇所の爪を押込み、前後2箇所の10mmのボルトで固定します。
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ステップをボディーに取り付けますが、後部がボディーと干渉します。元々は、この部分の内側にステップが付いています。外側に出したことで、ぶつかる様になります。私は、余っていたウェザーストリップを貼りました。
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取付け後です。
写真では少し分かり難いですが、ステップが外側に出たのが見て分かります。
同乗者の全員から乗り降りし易くなったと評判もよく、時間はかかりましたが、やって良かったと感じます。
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