目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
うちのスターレットさんのグレードはDX-A。
デラックスといえば「豪華な、ぜいたくな」という意味のはずなんですが実際には下から3番目のグレードで、タコメータはおろかオドメータもシガーライタも何も付いていません。
まぁタコは後付けしたし、その他の走りに関係ないものは別にどうでも良いのですが、ひとつだけどうしても欲しかった装備が…
それは「間欠ワイパー」なんであります。
何やらレバーを上に倒すと一回だけ拭いてくれる「MIST」という微妙なモードはあるのですが、3秒に一回スイッチを操作するのも面倒だし、ジムカーナで本気走行中にさすがにそんな余裕はありませんよね。
世の中には「後付け間欠ワイパーキット」なるものが販売されており、小生もかつてミニクーパーにしばらく乗っていた頃に使っていました。
が、これだと純正のワイパースイッチとは無関係な別の場所にスイッチを追加した上で間欠時間も都度ボリューム調整という形になり、実はそれほど使い勝手がよろしくなかったのでした。
何よりもいかにも後から付けましたという風情が気に入らないので、ちょっと大変ですがひと捻りすることに…
2
まずは昨年オクで見つけておいた上級グレード(たぶんSかSE?)のスイッチユニット。
DX-Aには無い間欠用の接点が付いていますが、残念ながらあまり程度が良くないのと、無関係なリアワイパー関係のスイッチも付属しているので、スイッチとレバーを結合しているピンを抜いて元のDX-Aのレバーに差し替えました。
(本当はリアワイパー無しのXLのスイッチが手に入れば、この辺りはもう少し楽だったはずなんですが…)
3
スイッチにクリック感を出すためのプランジャが押し当たる部分もひびが入ってしまっていたので、瞬間接着剤で補修します。
使っているうちに割れなければ良いが…
4
ここでワイパースイッチをSEのユニットに戻せばよかったのですが、ライト側のレバーも程度が良くなく接点の信頼性が判らなかったため、これまで調子の良かったDX-Aのユニットの方を使うことに。
ボルトオンだろうとタカをくくっていたのですが、実際には細かい部分の形が結構異なっており、干渉部分を削ったりかなり苦労しました。
何とか取り付けはできたものの、レバーの「生え際」の位置が変わってしまいコラムカバーの穴まで拡げる必要が出てきました。
しかしおかげでハンドルからレバーが少し遠ざかり、競技中の激しいステアリングワークでも手が当たりにくくなる副産物が(笑)
5
スイッチの接点に追加の配線をはんだ付けします。
6
間欠リレー基盤はAmazonで1,960円でよさそうなのを発見し購入。
この基盤にスイッチから分岐した+BとC1を繋いでON・OFFをコントロールし、出力を低速の+1に入れれば楽勝… と思っていたのですが甘かった。
このままではオートリターンの回路から地絡してしまいますね。。。
ヒューズを3個も飛ばしてからようやく間違いに気付きしばし悩みましたが、「そうだ、ダイオードを入れればいいじゃん」と思い直し、オートリターンの配線に6Aのダイオードをかませました。
7
テスト中。うまく動くようになりました…!
この基盤、ON・OFF時間をボリュームで調整できるようになっていますが、ほんのちょっとの違いで大きく時間が変わってしまい超シビアです…
こんなもんかな、というところでとりあえずセットし蓋閉め。
(蓋も配線を取り出す穴がなく、加工が必要です)
8
ステアリングシャフトと追加配線の干渉に気を付けつつ、リレー基盤をコラム奥の目立たない場所に隠して完成です。
レバーの表示もDX-Aのままなので、誰もこの車に間欠ワイパーが付いていることに気付かないでしょう。シメシメ… (というか、間欠ワイパーが無かったことを信じてもらえないかもしれませんがw)
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