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BARのマスターのブログ一覧

2024年04月08日 イイね!

BARでの心得 6 乾杯

お酒の話を書きますので、
興味のない方、嫌いな方は、
スルーして下さい、
よろしくお願いします。

色々と書いて来たが、
私も、あまりに酷いと、
注意するが、店では厳しくは言わない、
逆ギレされても、嫌なので【笑)

もう、お亡くなりになられたが、
京都のBARで厳しいマスターがいた。
私も、実際にはお会いしていない、
お客さんからお聞きしただけだが、

その方が、ある雑誌で、
インタビューに答えられていた。
何故、そんなに厳しいのかと、
それは、そのお客さんが、

他で恥をかかない為に、
自分が注意していると、
なるほど、と、思った。
しかし、それを有難いと思う人など、

世の中には、なかなかいない、
と、言う事も解っているが、
まあ、自分の出来る範疇で、
頑張ろうと、こういうブログも、

書いているのだが、それも、
ウザいと思われているかも、
だが、まずは誰かが、
マナーを教えないと、

教えずに、マナーが悪いと言われても、
中国人観光客と同じで、
彼らは、マナーを知らないから、
マナー違反となると思うが、

わざわざマナーを教えようか、
と、言う奇特な方も居ないだろう、
BARもやはり、予備知識が無ければ、
辛いものがある。

前にも書いたが、
メニューが無い店が多い、
これは、メニューを見なければ、
注文出来ない人は、

メニューを見たところで、
解らないと言う事なので、
少しは、カクテルなり、
ウイスキーなりの名前を、

覚えていかないと、
私も、色々と覚えて貰おうと、
言う、スタンスでやってはいるが、
それが、大きなお世話になる場合もある。

お洒落なデート用のBARと、
勘違いして来られる方も多い、
そういう時は、気配を消している(笑)
しかし、全く何も解らないでは、

完全にお手上げになると言うか、
説明が長くなる。
ウイスキーとは、カクテルとは、
なので「お勧め!」となるのだが、

嗜好品故に、その人に合えば良いが、
合わなければ、殆ど飲まれず、
帰ると言う、お互い嫌な気分になり、
その人の中では、

不味い店と言う事になってしまう、
数年前「YUKIGUNI」と言う、
ドキュメンタリー映画に、
出演されてされていた。

故井山計一氏の、
劇中での言葉、美味しいと言うのは、
その人に「合った」と言う事だと、
正しくその通りだ。

幾ら試行錯誤しても、
その人に合うかどうか、
故に究極のカクテルなど、
存在しない、誰に対して究極なのか、

と、言う事である。と、あくまで、
今の時点での完成形であり、
又、良いものがあれば、
私は取り入れるだろう、

常にトライ&エラーである。
では、ジントニックの続きだが、
同じように人気のあるカクテルに、
「モスコニュール」がある。

これは、ウォッカのスミノフ社が、
考案したカクテルである。
スミノフはロシア生まれの、
アメリカのウォッカであり、

最近は、韓国でも製造されている。
そのスミノフ社の正式なレシピでは、
ウォッカと、ジンジャービア、
そして、ライムと銅製のマグカップ、

なので、銅製のマグカップで、
出て来る店が正解で、
勿論、当店も、銅製マグカップと、
ジンジャービアを使っている。

このジンジャービアと言うのが、
元々、本来の物で、生姜の自然発泡、
一方、カナダで作られた。
ジンジャエールは、

それを、化学で作った物であり、
代用品と言うと事になる。
知ってましたか?(笑)
で、ジンジャービアだが、

ビールでは無いので、アルコールは無く、
1700年代から存在する。
一方、ジンジャーエールの方は、
1904年に誕生する。

映画「ハリーポッター」に登場する。
バタービールは、このジンジャービアで、
作られるので、故に子供でも飲める。
イギリスでは、ビールは基本エール、

なので、逆転現象が起きる。
これが、以前は手に入らず、
私も、あれこれと苦労したが、
今は、トニックと同じ、

フィバーツリーから、
発売されているので、
手に入れやすいが、
やはり、それなりにお値段は高い、

が、これを飲んだら、
ジンジャーエールに戻ると、
かなり味気なく感じてしまう、
兎に角、生姜の風味が強烈である。

と、スミノフ社からのレシピでは、
ライムは1/2カットなのだが、
それは、多過ぎるし、
単価的にも高くなり過ぎるので、

1/6カットを使っている。
で、銅製のマグカップだが、
これはジントニックでも、
使っているのだが、

それは、乾杯を避けるためでもある。
居酒屋さん等では、
大きな声で「乾杯!」と叫び、
グラスをカチーンと当てているが、

これはBARでは、御法度です。
何故なら、バカラのような、
高いグラスを使っている。
恐ろしいぐらい薄いグラスの、

店もある。それで乾杯されたら、
一撃で割れる。高いグラスほど、
割れ易いのだが、これが、
殆どの人が解らない、

かなりBARに慣れしている人しか、
ご存じでは無い、当店も、
過去に数個のバカラを、
割られた。自分で割っておいて、

グラスが割れていると、
クレームを言った人も居た(笑)
なので、2~3人組等になると、
出さないようにしている。

が、本来そういう所を楽しんで、
頂きたいのだが、
背に腹は変えれない、
後、困るのは乾杯する為に、

飲まずに待たれる事、
これBARの場合は、
お先に失礼と言って飲んでも、
構わない、出来立ての、

ショートカクテル等は、
表面に細氷が浮いているので、
その瞬間を飲んで欲しいが、
最近は、スマホで何度も、

撮り直す人も多く、
困ったものである。
流石に、夏場にフローズンの、
カクテルを何度も撮り直したら、

溶けてしまう(笑)
又、どうしても、乾杯がしたいのなら、
丈夫なジョッキでビールが、
出て来るような店に行くべきである。

TVで、皇室の晩餐会を、
観た事が無いだろうか、
乾杯は、腕を上に上げるだけである。
因みにあのグラスは、

菊の御紋が入った。
特注のバカラグラスである。
一個幾らなのか・・・
まあ、これでジントニック、

モスコミュールを、
覚えたのでは?
BARに行っても注文出来ますよ、
他には、名前が有名な、

「マティーニ」があるが、
これも、かなりの種類がある。
マティーニ、ドライマティーニ、
エキストラドライマティーニ、

スィートマティーニ、
パーフェクトマティーニ等々、
マティーニだけの、
カクテルブックもあり、

全てなら300種ぐらいになり、
近年、ミクソロジーカクテルと言い、
果物プラスお酒、大きくは、
自然な物プラスお酒と言う物があり、

フルーツマティーニもかなり増えた。
しかし、基本のマティーニだけでも、
バーテンダーの数だけ、
マティーニはあると言われる。

昔は難しいカクテルだったが、
今は、冷凍庫の普及と、
市販の氷の質が良くなった事で、
ぶっちゃけ、誰が作ろうが、

ハッキリ解るほど大差が、
出ないのだが、逆に、
差が出るカクテルがある。
勿論、私個人の意見であるが、

それは、何かと言うと、
おっと、今回も時間となりました。
又、書きますので、
少々お待ちを!(笑)

映画「YUKIGUNI」予告↓

Posted at 2024/04/12 19:46:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | BAR | グルメ/料理
2024年04月08日 イイね!

BARでの心得 5 バーテンはNG

BARでの心得 5 バーテンはNGお酒の話を書きますので、
興味のない方、嫌いな方は、
スルーして下さい、
よろしくお願いします。

初めにジントニックを、
頼むところまで行った。
カウンターにカバンはNGとか、
ドレスコードの事など、

後は、当たり前だが、
大声では話さない、
下ネタ連発も勿論NG、
手を叩いて喜んだりもNGだが、

これ、私ら関西人が苦手な分野、
どうしても、笑いを取ろうとし、
声も大きくなる。
が、子供の時から、

それが普通なので、
本人は当たり前だが、
ネットにBARの書き込みの、
サイトがあったが、関西人が、

かなりバッシンングされていた(笑)
「大阪人の声が大きい」
「関西人はBARに来るな!」
等など、と、書かれていたが、

まあ、吉本新喜劇で育ったので、
しかし、関西人の方が、
関東方面のBARに行くなら、
気を付けた方が良いだろう(笑)

他にも、誰彼無しに話掛けない、
関西人には普通の事でも、
他人にいきなり話しかけられる、
と、言う事に慣れて無い方も、

世の中には居られる。
又、年配の方がいけないのは、
マウントおじさん、ほんとに多い、
初めから上から話して掛ける。

ウイスキーとは、お酒とは、
と、話し出すが、既に若い方は、
ネットで相当知識を蓄えてる方も多く、
逆に恥をかくことになる。

後は、写真だが、
SNSの世の中なので仕方ないが、
当然、当たり前と言う風に、
スマホでパシャパシャはNG、

目的が変わっている。
BARはお酒を飲む酒場である。
お洒落でダンディーな方は、
スマホでは無く葉巻を出さないと(笑)

まあ、一声掛けてからに、
と、本来は絶対にダメなのが、
ボトルに触る事、
ガチャガチャと、

当たり前のように、
触っているが、これ完全に、
NGなんです。
ボトルは本来磨かれてますが、

触ると、手の脂で汚れます。
と、中にはとても高価な、
ボトルもありますが、
まあ、そういうのは、

当然、隠してます(笑)
と、勝手に栓を引き抜いて、
犬のように匂う方がいますが、
もう、これは「お引き取り下さい」

商品を引き取れと、
出て行ってくれとなる(笑)
コルクは素人が勝手に開けると、
折れてしまいます。

が、やはり、下町でこういう事を、
知らない人が、まだまだ多く、
何度もコルクを折られた。
今は「パラフィルム」を、

巻いているから、
そういう人も居ないが、
ボトルを触るのは、一声掛けても、
嫌がられるお店もありますので、

必ずバーテンダーか、
マスターに確認して下さい、
そのバーテンダーだが、
「バーテン」はNGである。

これは、一種の差別用語で、
根無し草の「フーテン」から、
来ている言葉なのでお気を付けて、
後は、何々と言うカクテルを、

どこどこで飲んだが、
悪酔いしたので、二度と飲まないと、
言われるが、どこどこと、
その店は違うのだが、

これ、ほんとに世の中の多くの人達が、
全てのBARは同じカクテルを、
同じように作っていると、
完全に思い込んでいる。

なので、店それぞれに違うから、
楽しいと言う事を、丁寧に説明しても、
理解出来ない人が多い、
これは、マクドナルドや、

サイゼリアや回転寿司等の、
チェーン店だけで育って来たら、
そうなってしまうのだろう、
なので、初めていったBARと、

世の中、全てのBARが、
同じだと、思う人が、
これ驚くぐらい多いが、
そもそも味の違いが解らないのなら、

それも、仕方の無い事であるが、
本格的なBARでは一つ一つ、
カクテルには拘っているので、
これは、かなり失礼な話である。

まあ、色々とある。BARのNG行為だが、
要は、同じ空間に居る方を、
不快にさせないように、
と、言う大人としての、

単なる気遣いの話で、
それが、嫌じゃなければ、
行けば良いし、
嫌なら、行かなければ良い、

単純明快は話ですし、
これぐらいは、どんな店でも、
NG行為だと思いますよ、
ジントニックの、

次に頼むカクテルの事を、
書こうとしたが、
なかなか前に進めず、
残念ながら、お時間となりました。
     つづく・・

「BAR ル・ヴェール」の佇まい 
-マナーとルールとカクテルと-↓


Posted at 2024/04/08 22:00:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | BAR | グルメ/料理
2024年04月03日 イイね!

BARでの心得 4 キニーネの謎

BARでの心得 4 キニーネの謎お酒の話を書きますので、
嫌いな方、興味の無い方は、
スルーして下さい、
よろしくお願いします。

又、BARが必ずしも、
良いのでは無く、
立ち飲み屋さんや、居酒屋さん、
スナック、飲み放題のお店が、

良いと言う方は、
勿論、それで良いのです。
ただ、皆さん、
私と同世代の方も多く、

その年齢なら、BARでの嗜みぐらいは、
知っておいた方が良いのでは、
聞くは一時の恥かと、
で、興味があるなら行ってみては?

が、無理にはお勧めしません。
無理をするから摩擦が起こります。
その点を考えた上で、
読んで下さい!

最初の注文は「ジントニック」が、
良いと言う話で、
ジンの話まで行ったが、
次は、トニックなのだが、

当然だが安いのから、
高いのまであるが、
当店は、これを使っている。
「フィバーツリープレミアムトニック」

これが出てきたら、
まず、1500円程はするだろう、
このトニック自体が、
高いので、因みに、

当店は1000円だが(笑)
海外のトニックには、
このキニーネが入っている。
キナの木の樹皮なのだが、

当時のマラリアの特効薬として、
広まった。解熱や、
鎮痛効果などがある。
アルカロイド成分だが、

日本で、売られている、
トニックには、
そのキニーネが抜かれている。
これは何故か?

キニーネには苦みがあるが、
「赤玉ポートワイン」のように、
ワインにシロップを入れるような、
国では苦みを嫌うのと、

単純に単価が高く
なるからなのでは?
と、色々と調べると、
ネットの中から、

出て来るのは、
かなり前の記述だが、
多くのバーテンダーや、
マニアの方々が、

ブログ等で書いている。
日本では「劇薬指定」なので、
入れていないと、
日本で劇薬なら、

当然海外でも、劇薬のはずで、
現に、現在このキナの入った。
トニックがある。
海外では「キニーネ」の入っていない、

トニックは、トニックにあらず、
と、言われるほどである。
では、何故、こういう事が、
起こったのかと、追跡すると、

「母をたずねて三千里」に、
辿り着いた(笑)
この番組の終盤に、
お母さんの肺炎の薬に、

「キニーネ」が必要だと言う、
話だが、どういう間違いかまでは、
詳しく解らないのだが、
想像すると「キニーネ」が必要と、

言う所を「ストリキニーネ」
と、言ったのでは無いかと、
私なりに推測する。
この「ストリキニーネ」は、

「キニーネ」とは全く違うもので、
こちらは、本当に劇薬、毒である。
その後の、再放送では、
その部分にテロップが出て、

訂正されている。
らしいのだが、私も、
テロップが出ているのを、
観た事が無い、

このキナの木は、
南米アンデスに生息する。
オープニングの主題歌は、
「アンデスにつづく~」


なので、符号は一致する。
又、1820年に、
フランス・パリ薬学校の、
「P . J . ペルティエ」と

「J . カヴァントゥ」により、
キナの有効成分「キニーネ」は、
抽出されたと言う、なので、
何人かの方が、書かれているが、

厚生労働省の劇薬のリストには、
「キニーネ」と言うのは無いと、
あるのは「ストリキニーネ」
で、あると言う事なので、

やはり、ネット特有のあるある
勘違い、間違いのようだが、
故に人の意見で出て来る。
グーグルのAIでも劇薬と出る。

大体、劇薬を飲み物に入れる。
国があるとは思えないが、
「キニーネ」が入っているからと、
言って、絶品の味わいになるとは、

限らない、そこは嗜好品の範疇だ。
又、ジンもジュニパーベリーの、
利尿や解熱効果がある事を、
1660年、オランダの、

ライデン大学の教授が、
発見して、アルコールに、
浸して物が「ジュネヴァ」が、
マラリアの薬として、

誕生すると昔の資料では、
この教授が作られたように、
書かれているが、最近では、
既に、オランダの村では、

「ジュネヴァ」のような物は、
存在していたと言う、
資料もある。
その後イギリスに渡り

「ジン」と呼ばれるようになり、
オランダとは違い、
甘みを抜いた。
「ドライジン」となり、

この甘みを抜いた事で、
アメリカでカクテルの主役になる。
バーテンダーは甘みは、
足す事は出来るが、

抜く事は出来ない、
故に「ドライジン」が、
重宝されるのだが、
基本的には、

まだまだジン自体が、
洗練されてなく、
粗悪だったので、
少しでも美味しく飲もうと、

したのが、カクテルと、
言う事である。
このジュニパーベリー、
これも、少し解釈が変わり、

昔の本には、
「杜松(ねず)の実」と書かれていたが、
正確には実ではなく、
玉果で「西洋杜松」と呼ばれる。

故にジントニックとは、
マラリアの薬と、
薬がが合体した物であり、
第二次大戦中の、

英国首相チャーチルの言葉
「ジントニックは、
英国の全ての医師より、
英国人の命と心を救った」

この続きは、又、
書きますか?(笑)
さあ、次は何を、
頼めば良いのやらです(笑)

「キニーネ」が劇薬では無いお話 ↓
Posted at 2024/04/03 21:48:21 | コメント(6) | トラックバック(0) | BAR | グルメ/料理
2024年03月29日 イイね!

BARでの心得 3 最初のオーダー

BARでの心得 3 最初のオーダーお酒の話を書きますので、
興味のない方、嫌いな方は、
スルーして下さい、
よろしくお願いします。

前々回の記事で、
みん友さんがコメントで、
ノンアルコールのカクテルの、
事を書かれていたので、

補足するが、別にお酒が、
飲めなくてもBARには、
沢山のノンアルコールカクテルがある。
「お酒が飲めないんです」と、

言うよりは「ヴァージン・メアリー
下さい」と言うと、お客さんが、
申し訳ないと言う立場にならないし、
周りの空気変えずに済む、

この「ヴァージン・メアリ」は、
ただのトマトジュースである。
後は「シャーリーテンプル」や
「サラトガクーラー」等など、

又、興味があれば、
「ノンアルコールカクテル」で、
検索すれば、山ほど出て来る。
但し、一杯で長居は禁物である。

私は、初夏から夏には、
「ヴァージン・モヒート」を、
良くお作りするが、
これ、女性の方が頼まれるのは、

気を付けないといけない、
カクテルには、花言葉と同様、
カクテル言葉と言うのがあり、
女性のみん友さんのコメントに、

うっかり、このカクテルを、
書いてしまった。
なので補足しているのだが、
これ「私の渇きを癒して」なのだ。

かなりエロい・・・(笑)
さあ、前回の続きなので、
席に座った所から、
始めるが、まずコースターや、

おしぼりが出て来るが、
はい、ここ大事!(笑)
高級なBARなら、
かなり高い、ブランド物の、

おしぼりが出て来る事がある。
これ、例えばタバコの灰を、
落としたからと、言って、
そのおしぼりを使うのは、

絶対にNGですから、
当店も、以前は、
おしぼり屋さんの、
おしぼりでは無く、

自分で洗っていたが、
コロナになってからは、
衛生的に紙おしぼりに変えた。
それなら、大丈夫ですが、

タバコの灰などを、
拭かれると、汚れが取れず、
廃棄することになるので、
気を付けて下さい、

そういう時は、
バーテンダーに一声掛けで、
ダスターを出して、
貰うように、

では、注文だが、
この時に、全くヒント無しで、
いきなりお任せで!
いきなりお勧め!

は、絶対にNG、何度も言うが、
お酒は嗜好品なので、
いきなりのお勧めなど、
あり得ない、タバコ屋さんで、

お勧めのタバコ下さい!と、
言うのと、同じ、
車屋さんで、お勧めの車下さい!
と、同じ、いや知らんがな(笑)

解らないなら、見栄を張らず、
初心者なので、解らないと告げる。
見栄を張るから、店側も、
裸の王様扱いになる。

少しヒントを出してくれれば、
例えば「お手ごろなお値段の、
スコッチのブレンディドの、
ハイボールが飲みたのですが、

それで、何か良い物は、
ありますか?」と、
聞かれたら、すぐに出せる。
これが出せないBARなら、

行かない方が良いだろう(笑)
しかし、全く何も解らず
BARに来たら、
解らないのは当然、

しかも、オーセンテックなBARなら、
メニューが存在しない、
BARが多い、何故なら、
メニューを見なければ、

注文が出来ない人は、
メニューを見ても解らないし、
適当に、指差し注文になり、
結局飲めないと言う、

最悪の事態が起こる。
お勧めやお任せで何かと、
言うのは、何度も通って、
常連になってからの話である。

「マスター、何か入ってますか?」
「なら、これはどうでしょう」
これは、その人の傾向を、
解っているから出来る事で、

高いお寿司屋さんのようなものだ。
と、良く若い方に、説明したが、
その高いお寿司屋さんと言うのに、
行った事が無ければ、

当たり前だが、通じない(笑)
まずは、ウイスキーが飲みたいのか、
カクテルが飲みたいのか、
なのだがBARでは基本、

「ジントニック」である。
ジントニックは、バーテンダーの、
名刺代わりと言われる。
まあ、ジントニックを、

試行錯誤していないBARには、
行かない方が良い、
と、ロングカクテル30分、
シュートカクテル15分、

と、言う目安がある。
故に、ジントニックを頼むと、
30分の、時間の猶予が与えられる。
その間に、ゆっくり棚を見て、

どんな物を置いているか、
確認し、バーテンダーにさりげなく、
声を掛けるのだが、店にもよるが、
スナックでは無いので、

あまり話されない方も多い、
特に関東方面の方は、
これは、BARの時間は、
お客さんの為にあるので、

バーテンダーが介入するのは、
良くないと言う事と、
カッコよく言えば、
お客さんがお酒と話されているので、

横から、口を出してはいけない、
等と言う事であり、
別に、不愛想では無いので、
勘違いなきように、

で、ジントニックを、
頼むと、BARでは必ず、
お客さんにラベルが見えるように、
ボトルを置く、カウンターの話だが、

それが、冷凍庫で冷やされているか?
ジンは、何を使うか?
これは、あくまで私の、
個人的な意見で、

そういう風に、決まったものでは、
決して無いのだが、
ジンで、その店の傾向が解る。
ゴードンジンは老舗に多く、

結構、強めのカクテルを作る、
店が多い、タンカレージンの場合は、
都会的な、スタイリッシュな、
カクテルを作るような傾向、

ビーフィーターになると、
最も王道的で、当店も、
基本、ビーフィーターである。
が、BARで大事なのは、

お客さんのレシピ、
例えば、ボンベイサファイアで、
お願いしますと、
言われれば、必ず従う、

このボンベイサファイアは、
かなり飲みやすく、
女性向き、若しくは夏場に、
ゴクゴクと飲みたい場合等に、

注文される事が多い、
他にもブードルズや、
日本のジンなどもあるが、
まずは、その店が何で作るか、

それが楽しみの一つでもある。
その次がトニックだが、
今日は、この辺りで、
続きは、又今度!
      つづく・・・
ジンの種類 ↓
Posted at 2024/03/29 20:08:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | BAR | グルメ/料理
2024年03月28日 イイね!

BARの心得 2 絶対にダメな事!

BARの心得 2 絶対にダメな事!お酒の話を書きますので、
興味の無い方、嫌いな方は、
スルーして下さい、
よろしくお願いします。

前回の記事のコメントで、
みん友さんが、書かれていたが、
流石に、日本で初めて、
カクテルが誕生したホテルの、

BARに行かれてるので、
良くご存じだが、
そう、香水、これ駄目なんですよ、
お客さん側だけでは無く、

店側も、香水臭い、
バーテンダーは絶対NGです。
無臭でなければ駄目です。
BARだけでは無く、

お寿司屋さんも香水はNGです。
が、外国人の方は、
強烈な方居ます。
帰られた後、匂い消すのが、

大変です「鼻が散る」と言って、
臭覚をなくしてしまいますので、
ウイスキーやワイン等の、
香りが解らなくなります。

一度、高級寿司屋さんに、
知り合いの方に連れられた時に、
強烈な女性が居て、
帰られたら、その店の大将さんが、

丁寧に、謝ってました。
が、その女性を連れて来た男性が、
お馴染みさんなので、
あまり強くは言えないと(笑)

では、席に座りましょう、
ここでも、絶対に駄目な事がある。
それは、カウンターに紙袋や、
鞄を置く事、これほんと多いです。

これは老舗のBARなら、
烈火の如く注意されますよ、
まあ、考えれば、
相当な非常識なのだが、

まず、自分の家の食卓に、
鞄を置かないだろう、
BARのカウンターは、
食卓である。

これ、ほんとに困るのだが、
女性の方の金具の付いた鞄や、
一度男性で、小型のアルミの、
アタッシュケースを、

どんと置かれて、
棚がありますと、言ったのだが、
いや、これは大事だからって、
そういう問題じゃ無いだろう!

で、そのケースの下に、
金具が付いていたのか、
カウンターに傷が・・・
修復するのに、2日休んで、

酒を全て移動させて、
全てを養生して、
サンダーで削り、磨き、
全体に艶出しの油を塗って、

体力使って、お金を使って・・・
人の迷惑考えろ!と、
言いたくなる(笑)
しかし、部屋で帽子を脱いだり、

服掛けに服を掛けたり、
鞄を棚に置いたりと言うのは、
親のしつけのレベルであり、
敢えてBARが言う事でも無い、

昔、年配のマスターが、
良く、怒鳴っていたのを見たが、
今は、そういう厳しい方も少ない、
と、ガムもNGなので、

お気を付けて、
さらに冬場のコートだが、
店の外で脱いで、
埃を落としてから入る。

これはサラリーマンの、
会社訪問のエチケットだが、
それを、BAR でも、
される方が居るが、

表で、バサバサと音が聞こえる、
そういう人が入って来ると、
やはり、身構える。
そして、今まで書いた事が、

全て、自然体でクリア出来てたら、
やはり、BAR通だと言う、
判断になり、ピリピリとした。
空気が流れ、江戸時代の、

侍同士の真剣勝負のようになり、
手探りで、間合いを探す。
どこまでご存じなのかと、
いや、緊張する瞬間だが、

これが、楽しくてたまらない、
が、まあ、そういう人は、
年に一人来るか、
来ないかぐらい、

北新地のような場所なら、
かなり居られるだろうが、
流石に下町では、
BAR慣れしているは、

ほぼ居ない、それは仕方ない、
嫌なら、繁華街に行けと、
言う事である。
次が注文だが、

BARは空気を読むのが大事で、
居酒屋さんのように、
一度に、あれもこれもと、
頼むのでは無く、

一品来たら、バーテンダーの、
動きを見て、次を頼む、
故に、BAR通の方が、
何人来られても、追われる事は無い、

居酒屋さんと同じと思ってる。
解っていない人が来ると、
一瞬で追われてしまう、
一度に頼まれても、

沢山のスタッフで、
一斉に作るのでは無いので、
いや、見れば解るのだが、
一人でやってるのだから、

では、何を頼もうか?
と、思ったが、一度に書くと、
情報量が多くなるので、
今回は、この辺りで、

続きは、又、書きます。
まあ、私が書かなくとも、
ネットで調べれば、
幾らでも出て来ますよ(笑)
      つづく・・・
BARでのNG5選 ↓
Posted at 2024/03/28 20:37:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | BAR | グルメ/料理

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「余命 半年から一年 http://cvw.jp/b/3450447/48324108/
何シテル?   03/21 15:07
長い間、大阪でBARのマスターしてます。 フォロワーの人数稼ぎの方や、投稿に無関心な方、 出会い系と勘違いしているエロおじさん、 何が偉いのか解らないマウ...

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