2023年03月19日
Peugeot e-208の電費と充電性能
今回は、以前借りて乗ったbz4x、サクラと電費を比較するため、久しぶりに自車(e-208)を走らせました。
◎EVとしては絶好の条件でしたが・・サクラに勝てず
今回もbz4x、サクラと同じルートを走りましたが、気温が全然違います。
bz4x、サクラのときはバッテリーに過酷な6℃でしたが、今回は22℃!
リチウムイオン電池は、気温が低いと内部抵抗が増え、駆動用の電流が熱として消費されるため、冬場は航続距離が低下します。
22℃は、最も航続距離の延びが期待できる絶好の条件です。
結果は・・・

8.9km/kWhでした!
残念ながら、気温を味方につけてもサクラの9.5には及びませんでした。
ただ、この日は平日で道志みち(山道)が空いていたので、サクラのときよりもペースを上げて走っています。
◎道の駅どうしで急速充電
充電しなくても余裕でしたが、空いていたので充電します。

61%から充電を開始して30分間で88%に回復しました。
◎急速充電の推移をグラフ化
なお今回は、急速充電器の前に立って、充電1分ごとに
・電圧(V)
・電流(A)
・バッテリー残量(%)
を記録しました。サクラの時と同様にグラフ化するのが目的です。

グラフにしてわかったのは、
・スタート時の充電電力は、サクラと同じ30kWほどですが、10分間は出力一定でした。
・10分後からは、充電電力がほぼ直線的に落ちます。
・出力が落ちたのは10分が経過したからではなく、70%を超えたからかもしれません。
意外だったのは、充電を開始してから10分間、出力が一定だったことです。
徐々に出力が低下するのが一般的だと思っていたので。
今後、出力が一定なのは充電開始後10分までなのか、70%以下なのか確かめたいです。
◎急速充電まとめ
コスパを考えると、サクラと同様に20分間で充電を止めるのが良いです。
(余談)
・何故わざわざ充電器の前に張り付いてデータを取ったかというと、e-208は充電電力が表示されないからです(涙)
山の中なので、スギ花粉がものすごくて、目はしばしばするし、鼻水は垂れるし大変でした。(某ユーチューバーのように三脚持って撮影すればよかった)
・グラフの充電電力(kW)は、電圧(V)×電流(A)で算出しました。
・充電器の電流値を見ていたところ、かなり上下変動(±5A)していました。
なので充電電力(kW)をグラフにプロットするとバラつきが生じます。
そこで10分ごとに最小二乗法で直線を引いています。
・最小二乗法で直線を引くと、トレンド(傾向)がわかりやすくなります。
開始後10分までは、出力が一定であることがわかったのもこの方法のおかげです。
・また直線を引くと、簡単に充電電力量(kWh)を算出することができます。

・何故わざわざ充電電力量を算出したかというと、ここの充電器の電力量表示が少なすぎてあてにならないからです。(故障か設定違い)
今回は、充電器にも車内にも充電量(kWh)が表示されないので、やむを得ず算出しました。
OBD2診断機を買って、こんな感じでスマホに情報を出せたら楽だろうな・・・

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Posted at
2023/03/19 21:56:34
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