万能車。自由の翼。
2000年6月に発注、12/12納車の本国仕様のClio RS 1-1(正規輸入のLuteciaRS(通称1-2)は2001.04より)
Sifoが輸入した始めての青2台のうちの1台
もう一台はたぶんこの方です
http://home.t06.itscom.net/chaya/clio/clio.html
※ルーテシアは和名。本国名のClioの名は日本国内では商標登録をHONDAがもっていたため日本国内でのみ変名。国内仕様であるLuteciaRSは若干マネージメントと排気系に変更がありMaxHPが172→169PSとなっており1-2と通称する。
【主な14年5月現在のパーツ】
エンジン:Sifo&HKS管(2セット目/シリアルNo.131)・Sifoビッグスロットル・SifoオリジナルPowerFlow・ワッキー印のアーシング
足:Sifoオリジナル車高調
ボディー:SiFoアンダーブレースバー(前後/シリアルNo.001)
タイヤ・ホイール:前R1R205/50r15+10mmスペーサー、後R1R195/50r15、+OZウルトラレッジェーラ(ルノーF1タイトル記念モデル)
:::備忘録:::
型式 -BK4M-(ルーテシアRSはGF-BF4)
ボディタイプ 3ドアハッチバック
ハンドル 左
ミッション 5MT
【寸法・重量】
全長×全幅×全高(mm) 3770×1670×1410
ホイールベース[mm] 2475
トレッド前 1420
トレッド後 1395
車両重量[kg] 1060 ※最初期本国モデルのうちのこは車検書上でも1040
乗車定員 5
【エンジン】
エンジンタイプ 直4DOHC16V
過給方式 - NA
ボアxストローク[mm] 82.7×93.0
総排気量[cc] 1998
圧縮比 11
燃料供給装置 シーケンシャルマルチポイント
最高出力[kW(ps)/rpm] 127(172)/6250
最大トルク[Nm(kg・m)/rpm] 200(20.4)/5400
燃料タンク容量[L] 50 (※僕の本国仕様のclioでは45L)
燃料 無鉛プレミアム
【動力伝達装置】
変速機 5MT
クラッチ形状 -
変速比1速 3.090
変速比2速 1.863
変速比3速 1.321
変速比4速 1.029
変速比5速 0.794
後退 3.545
最終減速比 3.866
駆動方式 FF
ブレーキ形状前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形状後 ディスク
サスペンション前 マクファーソンストラット
サスペンション後 トレーリングアーム
タイヤ前 195/50R15
タイヤ後 195/50R15
ホイールサイズ前 7J×15
ホイールサイズ後 7J×15
【カラーバリエーション】
●パール・ブラック(メタリック)●チタン・グレー(メタリック)●アイスバーグ・シルバー(メタリック)●オデッセイ・ブルー(メタリック)●フレーム・レッド(メタリック)
☆出た当時のインプレッション☆
文: 森 慶太 2001.04.06
小型FF車に求めえる痛快さというものを目いっぱいまで膨らませて想像すれば、それが乗った感じの実際に近いかもしれない。とりあえず、究極のホットハッチである。デキがよすぎて、むしろホットハッチらしくないともいえる。これだったら、911GT3のきわめて現実的なオルタナティブとしても通用するのではないか。スゴい。スゴすぎる。
172psの強烈なパワーを、ルーテシアのシャシーは何ら問題なく受け止めている。その容量のデカさがまさに証明されたかたちだ。トバして破綻がないばかりか、乗り心地までイイ。エンジン特性も、いわゆるピーキーの反対。実用域でも文句なしに使いやすい。
特筆すべき点として、普通のルノーに共通のボソボソ/ガサガサしたフィーリングがこのルーテシアRSにはない。音や振動にしろ、あるいはハンドルやギアレバーのタッチにしろ。おかげで、乗りアジはめちゃめちゃハイテック。その意味ではFFになったロータス・エリーゼともいえる。
乗った感じからいえば、ライバルといえるクルマは存在しない。同じくらいの大きさの似たような性格のクルマは何台かあるが、それらはすべて、ルーテシアRSの敵ではない。誇張でなく、相手にならない。
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2017年8月、21万キロで退役
凄いクルマでした。感謝感謝。