お盆休みの都内は、交通量が少なくて走り易い。
ただ、台風7号の影響で、ゲリラ豪雨が来そうな雲行きが気になります。
そんな中ですが、陽射しも緩くバイクのセッティング日和とも言えるので、早速、近所を走って来ました。
Fサスストローク:
低速走行でボトムまで約30㎜は、沈み過ぎと思います。これでは、60㎞からの急制動でボトムしてしまうだろう。原因は、単にFプリロード抜き過ぎ。
フロントフォークのプリロード調整を行なって感じたこと。かけ過ぎは旋回性を悪くするので、どちらかと言うと好きなセッティングではない。かと言って抜き過ぎだとバンプタッチの不安があるので、標準か又はその前後に落ち着く結果となった。
この時のセッティングは、
F&R空気圧:225kPa(R標準-25kPa)
Fプリロード:8/8(最弱)標準-2
Rプリロード:1/7(最弱)標準-2
F伸び減衰:2/4標準
R圧縮減衰:6/20標準+4
R伸び減衰:8/20標準
この時のセッティング:
F&R空気圧:225kPa(R標準-25kPa)
Fプリロード:5/8(最強から5段目)標準+1
F伸び減衰:3/4 標準+1
Rプリロード:1/7(最弱)標準-2
R圧縮減衰:8/20(最強から8段目)標準+2
R伸び減衰:10/20(最強から10段目)標準-2
説明:
①標準空気圧は、体重75㎏のライダーを想定しているようなので、リアを25kPa抜いた。
②フロントプリロードは、フルボトムまでのマージンを多目にとると共に乗車姿勢が楽なようにちょっとだけ強めた。旋回性能的にはアンダーが出る設定になるが許容範囲。
③ブレーキングからの戻りを少し遅らせるため、少しだけ伸びる側の抵抗を大きくした。
④リアの車高を目一杯下げた。
⑤リアサスを下げたので、ボトム回避の目的で、縮む側の抵抗を大きくした。
⑥リアの伸び減衰は、フロントフォークの縮み減衰に関係すると思っているので、これを変えるとどうなるか試したいポイントだ。
少しずつではあるが、セッティングの違いによるフロントフォークの動きやハンドリングの変化を感じられるようになってきた。アジャスター用に短いドライバーをウェストポーチに忍ばせて、市街地で低速走行を繰り返す。
止まる、曲がる、加速するを行なっては、ダンパーのみ弄って乗り比べる。
本日の最終形は、凸凹を乗り越えた後のダンパー効果を強めたセッティング。リアは体重が乗るので、気になるほどではないが、フロントのストロークが大き目な感じ。
どんなところをどんな風に走りたいか?サスのセッティングは、決めるための変動要素的な条件が多いので、これで決まりと言うところがないもの。
ライダー自身の体格や筋力などフィジカルな要素。それに、ライディング技術や経験などテクニカルな面も重要な要素だが、市街地なのか郊外なのか。はたまたヒルクライムなのかダウンヒルなのか又はその複合なのか。考えたら切りがない。だから、理想のセッティングなど求めても無駄なのかも知れない。ならば、調整を小まめに行なって、状況に適したサスセッティングが行えるように、サスセッティング技術を向上させることが重要だと考えるようになった。
今までのテストだと、市街地走行でアジャスターを再設定して乗り味を確かめていただけなので、ワインディングの走行に適したセッティングは分からない。
例えば、カーブでブレーキレバーのリリースをどうするか。自分のクセに合わせた最適なサスセッティングが何なのか。そろそろ、そのようなセッティング作業をしてみたくなって来た。
その為には、体力の補強も重要なファクターだろうと思うが、そこが一番の難題かも知れない。
次回のセッティング予定:
F&R空気圧:225kPa(R標準-25kPa)
Fプリロード:6/8(最強から6段目)標準
Rプリロード:1/7(最弱)標準-2
F伸び減衰:1/4〜3/4 標準+1
R圧縮減衰:8/20(最強から8段目)標準+2
R伸び減衰:10/20(最強から10段目)標準-2
Fプリロード標準+1で、走行時に一瞬のハードブレーキングを試してみた。ストローク残量30㎜はなかなかだが、まだ余裕があると思うので、1段だけ弱くしてみる。
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2023/08/13 12:01:57