![ユーザー車検〜後編〜 ユーザー車検〜後編〜](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/423/043/47423043/p1m.jpg?ct=8c2c2d1ff5fc)
早朝の検査であえなく撃沈した我が愛車。
さて、これからどうするか。
検査官からは、本日16:00までなら再検査を受けられる。そして、それが無理なら、15日以内の検査で、不合格箇所のみの検査を受けられる。但し、別途料金が掛かるが。更に、それも無理なら最初からやり直しの検査となる。と言う説明があった。あの時の、検査官の気の毒そうな眼差しが瞼の裏にこびり付く。
と言うことで、あてのない修理工場巡りが始まった。最初に頭に浮かんだのは、昔、光軸テスターでお世話になった陸事近くの工場。でも、軽自協からはそこそこ遠い。そこで、google先生の出番。近くのディーラー系工場を検索して直行した。ダメだった。これからの予約で仕上がりは3週間後と言われて諦めた。続いて、以前にロードスターの車検を依頼したことがあるGS(グループサウンズじゃない方)に相談するも部品がないとのことでお断りされた。
いよいよ、陸事まで行って、某テスター屋さんの行列に並ぶことにした。
テスター屋さんは、ヘッドライトのテスター待ち車が並んでいるので、修理依頼は別扱いのためテスター横のスペースに誘導された。
事情を説明すると、担当の方は直ぐに状況を呑み込んでくれて、部品の仕入れやら経費の算定に取組んでくれた。さすが、車検場の近くで営業しているだけのことはある。経験豊富なのだろうと思う。サクサクと仕事をしてくれる。
結果、飛込み客にも関わらず、15:30頃までに仕上げてくださるとのことで、マイライフ君をおいて一旦帰宅。頃合いを見計らって工場の近くで待機しようと考えた。
自宅での昼食チャージもそこそこに、もしかしたら、部品が早く届いて早めに仕上がるのでは、と思い14:00より少し前から工場近くで携帯の着信を待ちながら待機する。そして、その40〜50分後に電話が鳴った。予想どおり部品の到着が早かったとかで予定の1時間前に作業終了。代金を支払って軽自協に向かった。なんとディーラー系で3週間の予定の作業が、町工場だと、昼休みを挟んで、たった4時間で完了した。考えてみると、先の2箇所は点検整備を含めた車検全般の請負を生業にしている業者さんだ。ユーザー車検で落とされた者にはそれなりの対応となるのは仕方がないのかも知れない。一方で車検場近くの自動車工場は、百戦錬磨、日々、急ぎの対応を経験しているのだろう。だから部品の調達や作業の段取りを超高速でやってくれたのだと思う。
15:00頃予定より早く再検査を受けることが出来て、見事に合格。これで、合法的に向こう2年間は公道を走れるようになりました。
蛇足ですが、陸事で仕入れた情報を一つ、今年の7月から車検期限のシールを貼る位置が変更となったとか?それをシールを受け取る時に軽自協の人に聞いたら、軽自動車も同様で、フロントガラス上部中央から運転席側の上隅に変更になったとのことで、案内のチラシも貰って来ました。こっちが言わなかったら貰えないチラシだったと思うので、聞いて良かったと思いました。それを知らずに元の場所に貼っている人もいるんじゃないでしょうか。
今回のユーザー車検で学んだこと。
下回りの点検は手を抜かずに行った方がいい。
出来れば、車検の有効期間2ヶ月前くらいにゴム類の点検を行なって、悪いところは直しておかないと、急ぎの作業で出費も嵩むし苦労する。今回は、タイヤ交換作業の途中でブレーキパットの厚みを確認したのに、すぐ近くのドライブシャフトダストブーツを見落としていました。残念!。この経験を活かして、ゴム製品は早めに交換しようと思う。そのためには、どこにどんなゴム部品があるのか知らないとダメだね。
それにつけても、今までのユーザー車検がいかにラッキーだったかを思い知らされる一日でしたね。
P.S.
何はともあれ、新しくなった車検証には、ちゃんと「点検整備記録簿あり」が記載されていましたよ。おまけに提出した記録簿も返却されましたので、次回もこれを見てセルフチェックに励むことにします。
以上です。
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2023/12/23 11:29:45